自分たちの気になった製品を世界中から仕入れて皆様にお届けしている渋澤楽器。
特に推したい製品を紹介していく企画もいよいよ第9弾!
今回は話題沸騰中のアイテムAlpaca Micを、アーノ澤田が紹介!

アーノ澤田:渋澤楽器、今回で第9回目です。今回はMr渋谷店のPD安田君をお迎えして進めていきます。
PD安田:こんにちは!
アーノ澤田:たしか安田君ってドラマーでしたよね?今回、そんなドラマーというか、ドラムのレコーディングをしている人たちに話題沸騰中のアイテムをご紹介したいと思います。Alpaca Micです。
PD安田:これ評判いいですよね。

アーノ澤田:いわゆるマイクでのレコーディング時の問題の一つである反射への対策アイテムで、いわゆるリフレクションフィルター系のアイテムです。名前にアルパカが入ってるとおり、なんと吸音素材に本物のアルパカの毛を使用しています。
PD安田:なんでアルパカなんですかね?会社でアルパカを育てるんですか?
アーノ澤田:そこまで大きな会社じゃないからアルパカは育ててないはず。なんというか、日本でも見かける商品として売れない廃棄野菜とかを別のことに利用して違うビジネスを作ろうみたいな、企業家っぽい2人が起こした会社ですね。
PD安田:他にも何か作ってるんですかね?
アーノ澤田:マイク関連アクセサリーと、スピーカーのコーティングみたいなのをやってるんだよね。で、俺自身これ見つけたか若干覚えてないんすけど(苦笑)
PD安田:え、そうなんですか?
アーノ澤田:海外のサイトを漁ってる時に、右側のニュースみたいなのちょろんと出てきて「アルパカ?」って目に止まって、HP見たらあれ面白いじゃんって感じです。

PD安田:どんなラインナップがあるんですか?
アーノ澤田:このコンデンサーマイクに被せタイプと、日本中でヒットし始めてるSM 57専用タイプですね。ちなみになんでこういうことをするかわかりますか?
PD安田:宅録とかのボーカルレコーディングの宿敵である「反響対策」ですよね。余分な反響を録らないようにする系。以前からKaoticaのEyeballとか有名ですよね。
アーノ澤田:手前味噌ですが、Kaoticaを見つけて日本に入れたのも俺だから。ちなみにISOVOXも(笑)
PD安田:あ、そうなんですね。こういう系が好きなんですね。
アーノ澤田:好きというか、日本は作業環境が狭いから反射が多くて大変じゃん。こういうアイテムって便利だよね。
PD安田:確かにそうですよね。

アーノ澤田:簡単に言うと何もつけてない状態だと、前からの音はもちろんなんですけど、後ろと天井とか横とかに反射した音がちょっと距離➗音速分ずれて一緒に収録されちゃうんですよね。それが原因で薄いリバーブがかかった様にピントがぼやけるんですよね。
PD安田:そうなんですよ。これを一回有り無しでやってみるとわかるんですよね。
アーノ澤田:そうそう。こうすることで前からの音しか拾わなくなると、よりピントがあってぐっと濃くなるんですね。なので、自宅で反射に悩んでる人たちのアイテムとしてすごくいいなと。
PD安田:実際に買って頂いた方の評価も上々ですよね。
アーノ澤田:アルパカマイクの製品説明に、ウレタンとかの科学系素材って自然素材に比べるとやっぱ音響の吸い方の特性がだいぶ良くないらしいんですね、不自然というか。で、そこにアルパカの毛がばっちりだったんだそうです。
PD安田:イメージは分かりますね。なんか天然の羊毛っぽいのを使ってる音の方が良く吸音される印象があります。

アーノ澤田:今回は安田さんがドラマーなので、この57タイプの方を実際に試してもらいました。
PD安田:基本的にはスネアで、横にハイハットも疑似的に立てました。スティックでスネアの周りをコツコツ叩いてみたりとか。
アーノ澤田:実際にやってみて違いを感じましたか?
PD安田:これは率直に言うと、音がまずフォーカスされましたね。被りに関しても効果があるかと思ったら、ゼロじゃないんだけど、そこまでの差は感じなかったです。
アーノ澤田:うん。元々被りを避けるためのものではないからね。そのフォーカスされるってもう少し具体的に聞けますか?
PD安田:音的に言えば、スネアのパシャパシャしてる高域とか、ハットの開いた時の音とかスナッピーのいらない要素がなくなった印象です。
アーノ澤田:ギュッとフォーカスされてる感じもするし、聴感上のパワーが上がる感じもするよね。
PD安田:普通にスネアのアタックだけが録れてる感じです。圧が出てますね。
アーノ澤田:Alpaca57の方は、スネアだけじゃなくてギターアンプとかにも使えるからおかげさまで人気アイテムになってます。

PD安田:そういえば、この間451系のペンシルもいけましたよね?
アーノ澤田:そうそう。周りに布とかを巻いて厚みをつければちゃんと固定されるので、新しい使い道が生まれそうだよね。
PD安田:さっきのウレタンの話なんですが、ウレタンってなんというか隙間がありすぎるからなのかなって。このアルパカみたいな毛って隙間なく詰まってるし。自然界にある特性に近いかもですね。
アーノ澤田:そこが大きいんじゃないかなと思います。昔、これと同じ効果を狙って紙コップとかを切ってやってたんですけど、コムフィルターなのか、コモコモしちゃうんですよ。で、それ全然出ないねってのが高評価の理由かもしれないですね。

PD安田:俺らがすごい積極的にこれやばいよって言ってるよりは、使った人がいいよって言って、そのリピーターの紹介でどんどん売れている感じですよね。
アーノ澤田:ありがたいことに。 ということで、そんなAlpaca Micでした!こういうのは試すには勝てないんで、ぜひ店頭等でお試しくださいませ。以上、安田と澤田でお送りしました!






