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渋澤楽器:paulyTon P120シリーズ POPガードでワクワクしたことありますか?

2026.09.16

ACID渋谷とアーノ澤田が自分たちの気になったものを世界中から仕入れて皆様にお届けしている渋澤楽器。二人がそれぞれ特に推したいものをご紹介していく企画第2弾として今回はアーノ澤田が、要注目製品としてpaulyTonのポップガードをご紹介!

paulyTonとの出会い

アーノ澤田:渋澤楽器の深掘り第2弾目は、僕のレコーディング系機材のターンですね。今回はpaulyTon(ポーリートン)という、ドイツのメーカーが作っている製品です。このシリーズで紹介する製品としては一番自信があるんですけど。

paulyTonは僕自身も自分で探し当てるまでその存在を知らなかったんですけど、なんと1985年くらいからあるんです。だいぶ老舗中の老舗というか、この製品が最初からあったとは限らないですけど、ドイツではすでに40年選手くらいのメーカーです。調べてるうちに「あ、これいいんじゃない?」という感じになりまして。

アーノ澤田:なんで今さらポップガードなのかという話なんですけど、一応僕はこれを「音が(ほぼ)変わらないポップガード」という表現で販売させていただいています。

もちろんポップガードで音が良くなったりすることは基本的にないんですよ。でも「音がいい」というのは、言い換えると「音が変わらない」ということなんですよね。この製品を試してみて、これ以外のポップガードは音色の変化が結構大きいことに気付かされました。

アーノ澤田:なんでこれを探したかというと、日本でもここ数年の新定番になっている某ちょっとカッコいいポップガードがあるんですけど、それが海外サイトとか回遊してる際に『結構音を変えちゃってないか』というフォーラムがあったんです。

「ああ、確かに音変わるよな。それは宿命だよな」と思いながら見ていたんですが、そこで色々な国の人が「あそこのあれはどうだ」「これはどうだ」と話している中に、このpaulyTonの名前が出てきたんです。

「全く聞いたことないな」と思って本国サイトを見たら、「あれ、これいけるんじゃない?」となりまして。サンプル的に取り寄せたら、むちゃくちゃ良くてびっくりしています。「あ、久しぶりに大当たり引いたな」という感じですね。

P120シリーズの特徴

アーノ澤田:paulyTonのポップガードの特徴としては、まず音が変わらない。ファブリック素材なので多少は高域が落ちるような感じはするんですけど、それすらもう全く気にならない。

この後、渋谷店店長の多田君に試してもらうんですけど、先に言っちゃうと、「金属系」はやっぱりローが切れます。後、明らかに金属的な反射というか硬い音に録れちゃっていますね。「ファブリック系」いわゆる布系はやっぱりハイ落ちとか、もこつきがある。「フォーム(スポンジ)系」のやつは、やっぱり音がガサガサするというか。

今まで全く気にしていなかったんですけど、paulyTonを試してから他のものを聴いたら、「各製品の特徴がわかっちゃった」というくらい、ポップガードってこんなに音が変わっちゃうのね、という感じでした。その中で一番音の変化が少ないなと思っているので、これが僕の中では次の日本のスタンダードになるんじゃないかと思っているくらいの製品です。

P120シリーズのラインナップ

アーノ澤田:カラバリとして、Nickelとちょっとオニキスブラックみたいな安っぽくないBLACK。それからスター・ウォーズのC-3POみたいな金色のピカピカのGOLDの3色展開です。本体のフィルターの部分を交換でP120 XXという上位モデルもあったりします。今このマイクスタンドに直接取り付けるアタッチメントで付けているんですけど、グースネックタイプもあります。

あとはNeumannのU 87みたいなショックマウント自体に固定することで、最小スペース・最短距離で設置できるアタッチメントとか、結構小技が効いているアクセサリーが多いのも特徴だと思います。

P120シリーズと他のポップガードを比較!

アーノ澤田:じゃあ色々ポップガードを試してもらって多田さんにリアルな感想をもらおうと思います。

マイクで話した音声をPro Tools経由でインターフェースからヘッドホンに返しています。これをポップガードを色々切り替えて実際に聴いてもらった感想を聞こうかなと。

まずはpaulyTonを試しましょう。

アーノ澤田:あとこれ、吹かれに死ぬほど強いです。ビートボクサーの世界チャンピオンに挑戦してもらいましたけど、一切吹かれませんでした。だからラップとか勢いがあるものでも全然大丈夫。

Vツイン多田:(マイクに向かって声を出しながら)あ、これはすごい!

アーノ澤田:今ヘッドホンで聴いてるけどさ、目で見てなかったらポップガードの有無がわかんなくない?

Vツイン多田:そう。わかんないね。しゃべっていて、いつポップガードがなくなったのかっていうのが歯擦音とか入っているとさすがに違いはありますけど、普通にしゃべっているときとか母音が多いときとかは、ほとんど違和感がない。

アーノ澤田:本気で吹いてみて。

Vツイン多田:(強く息を吹きかける)すごい。どこ行ったんだ、このエネルギー。

アーノ澤田:横の穴から全部抜けるんですけど、ちゃんとこっちも膨らむ。自分も40代半ばなりに本気で吹いたけど、「フー」っていう呼吸音しか入らなかった。

これがまあ、「音が変わらないよね」というのを基準というか。ここからは他社製ポップガードに変えていきます。まずは金属の、あまり高くないやつから。

Vツイン多田:(マイクに声を出しながら)低音がなくなりますね。(サ行、タ行などの発声テストをして)やっぱり、さっきよりは全然・・・

アーノ澤田:うん。なんか、金属製だと超薄い濁点がつくような印象になるよね。

Vツイン多田:そうですね。金属って感じがします。

アーノ澤田:次はみんながとりあえず最初に使う布製ポップガードですね。

Vツイン多田:(マイクに声を出しながら)もう、透かしたときにちょっと違ってます。それと音に距離を感じますね。細かいところがなくなっちゃっているのもわかる。

アーノ澤田:やっぱり、すっごいわかるね。次は、ちょっと前まで流行っていたこのポップガード。

Vツイン多田:これ個人的には苦手だったな。(マイクに声を出しながら)やっぱりなんか壁一枚って言いますか、吸音材みたいな感じがしますね。

アーノ澤田:そう、やっぱり他の製品って、ポップガードの有り or 無しがわかるんですよ。

だから音がいいんじゃなくて、その変化が最も少ないであろうっていう感じで。せっかく高いマイクとか高いプリアンプを使っているんだけど、こんなところでちょっとマイナスがあるのって嫌じゃないですか?声とマイクの間だから、言ったら音質を下げている訳じゃん。こういうのって試してみないとわからないので、ぜひこの「あ、違うんだ!」っていう体験をお店で共有したいですね。

Vツイン多田:そう。「いま使っているポップガードがあるけど、こっちも欲しい!」と思ってほしいというか。

アーノ澤田:そういう訳で大元のマイクだなんだとかを買い換えずに、少しでも今持っている製品の質を上げられるアクセサリーシリーズの第1弾ですかね。

今後さらに同じカテゴリーのものが何個か出てくるんですけど、今一番紹介したいのはこれでした。もうだいぶ、耳の早いプロのクリエイターの方とか、お店に来てくださる人たちにはもう・・

Vツイン多田:売れてます!

アーノ澤田:だいぶ売れてるね。ありがたいね。

定番の組み合わせは?

Vツイン多田:定番の組み合わせとしては、どれがおすすめだったりしますか?

アーノ澤田やっぱり基本的には、グースネックが付いているモデルが一番使いやすいです。今回はグースネックじゃなくて、別のスタンドから別のマイクスタンドに固定するやつでテストしているんですけど、その理由は例えばSONY C-800Gとかみたいな特殊なマウントのマイクって、グースネック使えないですしね。

あとは距離感と声量がコントロールできていない人は、ポップガードで歌う位置を調整していたりしますから。「ポップガードの位置がこれより前に行くなよ」みたいな位置にするのとかの最もありますし。

スタンドのセット、大体3万円ちょいのやつは、どっちも付いています。グースネックとこのアタッチメントが付いている感じですかね。

Vツイン多田:バリエーションがたくさんあるんで、初めて買う人はセットがいいと思いますね。

・スタンドマウント付属モデル

・グースネック付属モデル

・グースネック+スタンドマウント付属モデル

・グースネック+交換用フィルター付属モデル


スパイダークリップ+スタンドマウント付属モデル

特別モデル

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記事内に掲載されている価格は 2026年9月16日 時点での価格となります
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