ギターやベース用のDIは、その他のDIとは仕様などに違いがある事が特徴です。
DIといっても種類が多いですが、今回はギター/ベース演奏者視点でDIを選ぶなら、といった観点で紹介しようと思います!
純粋にDI機能のみ搭載している機種のほか、
プリアンプが内蔵されているものやキャビネットシュミレーターが入っているものなど、様々な種類が存在します。
※機材構成によっては使用できない機種がある可能性がありますため、製品仕様などをご確認の上ご検討ください。
⚫︎BSS AR-133
⚫︎RADIAL JDI
⚫︎RUPERT NEVE DESIGNS RNDI
IK MultimediaのTONEX Pedalなど、足元のエフェクターペダル類の中にプリアンプやキャビネットシュミレーターが既にあり、足元とアンプで出音がほぼ完成している場合は上記のような機種がおすすめです。
ライブハウスなどの現場でもよく見るタイプですね。
⚫︎Sadowsky Guitars P.D.I.
⚫︎Avalon Design U5
プリアンプの中にはDI機能が搭載されているものもあります。
パッシブの楽器を使用している場合やレコーディング時など、サウンドをさらにリッチにしたい、音質にこだわりたい場面などにもおすすめです。
(もちろんアクティブのギター/ベースにも全く問題なく使えます)
⚫︎Palmer ILM
⚫︎Universal Audio OX
キャビネットシュミレーターやIR機能のあるDIは、まるでスピーカーにマイクを立てたような臨場感のあるサウンドを出力可能です。
ヘッドアンプに付いているLine Outの音だと少し音がドライすぎたりするので、私もこの類のDIをよく使っています。
これとプリアンプがあればもはやヘッドアンプやキャビネットがなくても、ミキサーに直接繋げばある程度のクォリティで音が出せてしまいます。
またこういったプリアンプやキャビネットシュミレーター系を搭載しているDIの良いところは、アンプやスピーカーなどの環境にあまり左右されず、気に入りのサウンドを持ち運べるところです。
ペダルタイプなどの機種はサイズも大きくない為、負担も少ないと思います。
具体的なお話ではお持ちの機材構成によっても適切な機種が異なるかと思いますが、この記事がDIを選ぶための手助けになれば幸いです!
ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。