クラブからフェス、大きなパーティーからホームパーティ、自宅のリビングルームから寝室まで、様々な場所、場面で音楽を流したい。規模感は違えど、そんな気持ちが少しでもあればすぐDJを始めてみましょう!!!
こちらではDJを始めてみたい、興味がある方におすすめの機材をいくつか紹介していきたいと思います。
大まかにDJの種類を分けるとすると、レコードを使用してプレイする「アナログDJ」とパソコンやUSB等に保存した楽曲データを使用してプレイする「デジタルDJ」の2種類があります。
今回は「デジタルDJ」において、パソコンを使用してプレイすること(PCDJ)を前提に、できるだけおサイフにも優しく導入しやすい機材に絞り込んで紹介していきます!
今すぐ始めたい!と言っても、まずDJを始めるにはどんな機材が必要になるでしょうか?
今回はPCDJですので、パソコン(Windows or Mac)は基本的に必要と考えてもらえればと思います。あと、前提として再生する楽曲の用意も必要です。(データはMP3かWAVの拡張子であれば大体の機材で再生できるはずです)楽曲は買う、もしくは作ってみましょう!当店では楽曲制作の機材もバッチリと取り揃えております!!
制作系機材のカテゴリーページはこちら!
それ以外では主に以下の機材が必要となります。
では、それぞれの機材について簡単に紹介していきたいと思います!
DJ用の楽曲管理ソフトのことです。
曲の管理はもちろん、DJコントローラを動かすために必要になります。
無料/有料で色々なソフトがありますが、特に人気なソフトウェアとしては
の3つのソフトがあります。
クラブの現場に多いCDJ等にもスムーズに対応できるrekordboxはどんなジャンルでも人気で、ヒップホップではserato DJ、テクノだとTraktorが人気な印象です。
個人的には特にこだわりがなければrekordboxから使ってみるのがいいと思います!
DJソフトウェアを直感的に操作するために必要なコントローラーになります。
DJといえばこれ!というような見た目の機材です。
このコントローラーからパソコン、ヘッドホン、スピーカーへつなげる場合が多いのでPCDJにおいてこちらも重要な機材となります。
rekordboxから始めてみようという方は
初心者から中級者向けの2チャンネルDJコントローラー。
rekordbox、Serato DJ Liteを初めとする様々なソフトに対応し、多彩なエフェクトやサンプルを活用してシンプルながらも本格的なミックスが可能です。
serato DJから始めてみようという方は
スクラッチスタイルの2チャンネルDJコントローラー。
プロフェッショナル仕様のレイアウトで、バトルDJのような本格的なスクラッチやクイックミックスを楽しむことができます。DDJ-REVシリーズは「DJM-Sシリーズ」ミキサーと「PLXシリーズ」ターンテーブルを組み合わせたレイアウトとなっており、TEMPO SLIDERは縦置きしたターンテーブルと同じようにデッキ上部に水平に配置、ミキサー部にはPERFORMANCE PADSとLEVER FXを搭載しています。
初心者から中級者向けの2チャンネルDJコントローラー。
rekordboxから始めてみようという方向けにも紹介しましたが、こちらはrekordboxのみならずSerato DJ Liteを初めとする様々なソフトにも対応しているので迷ったらこちらからスタートしてみるのもオススメです!
大型6インチ・ジョグ・ホイールを搭載の2チャンネルDJコントローラー。
色付けのない24ビット・デジタル・オーディオインターフェース、トランジションを実現する6つの専用ソフトウェア・エフェクトボタン、ホット・キュー、オート・ループ、フェーダー・カット、サンプリング用の16個のパフォーマンス・パッドなど、プロフェッショナル・グレードのサウンドに構築に必要なものが装備されています。
Traktorから始めてみようという方は
Traktor Proと連動するポータブルな2チャンネルDJコントローラー。
DJプレイに必要な機能を全て搭載し、持ち運びも容易です。Mixer FX、ホットキュー、ループなど、プロ仕様のツールがクラブ標準のレイアウトで使用可能。
また、Traktor Proのソフトウェアも同梱されているので、ソフトの購入が不要な点も嬉しいポイントです。
ケーブルについてはPC→コントローラー→スピーカーを繋ぐケーブルがあればOKとすると
が用意できれば問題なしですが、注意する部分としては、
こちらが用意するケーブルの端子と合っているか要確認です!
PC→コントローラーへの接続ケーブルはコントローラーに付属している場合もあるので、その場合は付属ケーブルを使えば問題なしです!
が、PCによってはUSB Type-A→Type-Cへの変換が必要な場合があります。
コントローラーに付属のケーブルがUSB Type-A端子でお使いのPCに挿せる端子がType-Cの場合は、変換プラグまたはType-Cに合ったケーブルを用意しましょう!
続いてオーディオケーブルについてですが、これは機材によって異なる部分がありますが、今回紹介するコントローラーはRCA端子(画像)がついているものがほとんどです。
そのため、コントローラー側はRCA端子、スピーカー側はスピーカーの入力端子に合ったものを用意しましょう。
おそらく自宅で使われるモニタースピーカーの入力端子はほとんど
・RCA
・XLR
・TRS
のいずれかの端子が接続できるはずです。
お持ちのスピーカー、もしくはこれから買うぞ!というスピーカーの入力端子もチェックしておきましょう!
DJ中はスピーカーから鳴っている曲とは別にミックスする曲をヘッドホンでモニター(確認)して曲を繋いでいく場合が多いです。
そのため、ヘッドホンは必需品ですが、初めは家にあるヘッドホンを使ってみても問題はないです。
ただ、DJ向きのヘッドホンは実際のクラブ等、音量が大きな現場でもモニタリングができるよう遮音性が高い作りになっていたり、着け外しの多いDJプレイに耐えられるよう頑丈な作りになっていたり、特定の周波数が確認しやすいようにチューニングされているという特徴があるので、必要に応じてDJ向きのヘッドホンを入手するのがいいと思います。
使っていくうちにそれぞれの好みや使い方も分かれてくると思うので、今回は気に入ればずっと使える定番のDJ向けヘッドホンをいくつか紹介します。
主な特徴:
主な特徴:
主な特徴:
主な特徴:
いずれも定番の製品で、プロのDJやアーティストに使用されていることも多いモデルとなるので、迷ったらこちらから選んでみるももいいと思います!
スピーカーもDJを始めるにあたり必要な機材となります。
基本的にスピーカーではメインの音が出力され、ヘッドホンの方で次の曲を確認するというような流れでミックスしていくイメージとなります。
スピーカーもヘッドホン同様たくさんの種類がありますので、自宅に設置する場合、最終的には形の好みで選んでも全然OKだと思いますが、スピーカーの入力端子と繋ぐDJコントローラーの出力端子が合っているかは確認しておきましょう!
また、スピーカーを選ぶ際は、スピーカー内部にアンプが搭載されているアクティブスピーカー(パワードスピーカー)を選んでおきましょう。
DJはもちろん、楽曲制作からリスニングにも使用可能かつ定番のモニタースピーカーをここではいくつか紹介していきます。
コンパクトなデザインと高音質を兼ね備えた4インチパワードモニタースピーカー。
DJや楽曲制作にDJや楽曲制作をこれから始める方でも、用途や環境に応じてDJモードとPRODUCTIONモードをノブ1つの操作で切り替えて、音質を簡単に変化させることができます。対応する2つのサウンドモードが搭載されており、用途や環境に合わせて使い分けることが可能です。
入力端子:
Bluetooth入力に対応の4.5インチパワードモニタースピーカー。
丸みのあるデザインが個性的ですが、音楽制作やクリエイティブな作業に最適な設計で、クリアでバランスの取れたサウンドが特徴です。Bluetooth 5.0に対応しており、スマートフォンやタブレットからワイヤレスで音楽を再生可能。RCA、TRS、AUX入力を備えており、複数の機器を接続できます。
入力端子:
コンパクトかつ高音質な3インチパワードモニタースピーカー。
横幅 9 cm、奥行き 13.5 cm のコンパクトなサイズながら、プロ仕様の音質を実現し、デスクトップ環境に最適です。RCA、1/8インチ・ステレオ・ミニ端子を装備している他、Bluetooth 接続にも対応しているので、音楽制作やDJプレイ時にはライン接続、日常のリスニング時にはワイヤレス接続と、さまざまなシーンで使用が可能です。
入力端子:
DTMからスタジオ用途まであらゆる制作環境に対応するコンパクトな5インチパワードモニタースピーカー。
DTMにおいても定番機種ですが、もちろんDJ用モニタースピーカーとしても使用できます。背面にはRoom ControlとHigh Trimの調整機能があり、設置環境に応じた最適な音響設定が可能です。
入力端子:
黄色いスピーカーユニットが特徴の5インチパワードモニタースピーカー。
Kevlar製のウーファーとツイーターがクリアでバランスの取れた音質を提供し、広い周波数帯域をカバーします。液晶ディスプレイ表示のDSPによるイコライジングで精密な音響調整が可能。どんな環境でも最適なサウンドが得られます。
クラブミュージック制作を行うクリエイターにも人気のスピーカーです。
入力端子:
DJを始めるにあたって、機材選びは楽しくも悩むポイントだと思います。
好きなDJ、アーティストが使っている機材と同じ、または近い機材を選ぶのももちろん良いですし、使いたいソフトや目指しているプレイスタイルがなんとなく決まっていれば、それに合った機材を選択するのも良いと思います。そういったこだわりは今のところない場合には、機材の基本機能から覚えていくのがオススメです。大抵のDJコントローラーは、DJに必要な基本機能が必ず備わっているので、悩み過ぎず直感やデザインの好みで選ぶのも全然アリです!テンションが上がる機材で楽しみながら練習できるのが1番ですし、上達していくうちに欲しい機能が出てくるかもしれないので、その時には自分の必要な機能等に合わせて機材を検討していけばOKです!
今回紹介した機材を参考に、是非DJにチャレンジしてみて下さい!