スタッフレビュー

HOTONE Ampero Mini 本気で試しました!クーパー天野

2024.01.17

みなさまこんにちは。渋谷店スタッフの天野です。超小型のアンプシュミレーター、マルチエフェクター Ampero miniを、5つのパターンで本気で試しました!

★パターン1:ライン録音や配信用のデバイスとして…
★パターン2:持ち出し用の最軽量級のマルチエフェクターとして…
★パターン3:一人何役でも?のマルチエフェクターとして
★パターン4:練習のお供に…
★パターン5:外出時のコンパクトなオーディオインターフェースとして…

HOTONE Ampero mini

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Ampero miniは超小型のアンプシュミレーター、マルチエフェクターです。ご覧の通り普通のエフェクターなみの大きさです。BOSS GT-1000COREよりやや小さく、ハモンド1590BBよりはちょっと大きい、そんなサイズ感です。

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端子類はご覧の通り、これまたシンプルにまとまっています。 インプットは楽器用のモノラルアンバランス、1/8 Aux In、アウトプットはモノ / ステレオ両対応アンバランス + 1/8 TRS端子のヘッドホンアウトとなっており、その他外部コントローラー端子(MIDIは無し)とUSB-Cです。

ちなみに付属のUSBケーブルの端子はC-Aでした。 電源アダプターはかなり小型軽量、かつコードの長さも十分あります。3mくらいでしょうか。

ノブなし、タッチパネルとフットスイッチのみでコントロールしていく形になります。 近未来的で見てるだけでワクワクしてしまいますね! ちなみにシミュレーター部分のアルゴリズムは初代Ampero相当(≠Ampero II Stomp、II Stage)という事ですが、どんなサウンドになるでしょうか! 今回はそんなAmpero miniの活用法をいくつかご紹介させて頂きます。

★パターン1:ライン録音や配信用のデバイスとして…

一つ目は直球ど真ん中、宅録用のハードウェアのプロセッサーとしての使用です。ギターをAmpero miniに繋ぎ、Ampero miniのアウトをオーディオインターフェースに接続します。この場合はD.I
Inputですかね… アウトプットの端子はステレオとしてもモノラルとしても使えます。 タッチ操作可能なディスプレイを搭載しツマミを廃する事でコンパクトさを実現した本機は、机の上に置いておくのに最適です!エディットもタッチでスイスイです。

この子、日本語対応しています! 日々機材を見慣れた身としては英語でもあまり困らないといえば困らないのですが、日本語の方が直感的に使えるのは事実。 翻訳におかしなところはなく、逆に英語の方が慣れている単語は英語のままなので素直に助かります。

ラインで録音した音はこんな感じです。弾いていて気持ちいいです! ライン特有なジグザグ感?もなければ、安めのデジタル系によく感じるあの「モコっとした一歩遠い感じ」も全く気になりません。 この音が3万円台ですって?マジで?と感心してしまいました。

★パターン2:持ち出し用の最軽量級のマルチエフェクターとして…

重量なんと529g ! 軽い!!これだけで私のようなヘルニア持ちには5割増しで好印象です。 殆どのギターケースに余裕で入りますし、重くなりません。メインのシステムの不調や、会場のアンプのトラブルの時の緊急用として「念の為」持ち運ぶくらいでも、負担になりません。 電源もよくある9Vで動くのもGood。

こういった機材はライブでの使用はPAにライン送るか、もしくはアンプのリターン端子に繋ぐ事が多いと思いますが、どちらにも使いやすく作られており、ステレオアウトのL/Rそれぞれに対して[No Cabモード]を選択する事が可能です。

名前の通りキャビネットシミュレーションをオフにするモードで、Left Outを[No Cabモード]に設定し、アンプのリターン端子に接続し、Right OutをPAにラインで渡す、、なんて事が可能です。上記はグローバルセッティングですので、日によってサクっとモードを変えられのが便利ですね。

ちなみにライン接続してスピーカーから出した音はこんな感じです。 上の動画は当店入荷直後の動画で、電源投入後最初に出てくるプリセットを、モニタースピーカーから出力して、iPhoneで拾っただけの音声ですが、大音量のPAスピーカーでも迫力十分な音が出せそうです。

ちなみに私はサンワサプライ製のガジェットポーチで持ち運んでいます。拡張スイッチとACアダプターとその他諸々を入れてシンデレラフィット!

★パターン3:一人何役でも?のマルチエフェクターとして

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昨今のデジタルエフェクターよろしく、アンプシュミレーターのみならず、他のエフェクトもクオリティが非常に良いです。 ブースター+モジュレーション+空間系を一手に担わせる事も可能です。
他社製品ですとZOOMのMS-50Gなどを活用していらっしゃるのをよく見かけますね。 「MIDIも無しでプリセットどうするの?」という声が聞こえてきそうですが、こちらはフットスイッチの長押しでアクセス出来る機能で大部分賄えるかと思いますのでご紹介します。

初期設定状態ではフットスイッチはそれぞれ…
FS 1…パッチ戻し FS 2…パッチ送り
同時押し…チューナー起動(チューナーはリファレンスの周波数を432~447Hzまで変更可能)

FS 1長押し… CTRL 1に切り替え(指定したエフェクトブロック(複数可)のバイパス / アクティブを一括で切り替え可能)
FS 2長押し…タップテンポスイッチに変化 同時長押し…ルーパー起動
となっております。

フットスイッチを長押しする事でフットスイッチの役割を切り替える…という方式ですが、切り替え中は機能に合わせてフットスイッチのLEDの色が変わるのでわかりやすいです。
なので、 曲に合わせてプリセットを選択 →FS1長押しでCTRL1にモードを変更して、ソロブースト等のOn-Offに使用 →FS2長押しでタップテンポスイッチに変更、ディレイのテンポ合わせも可能です!

また、EXP / CTRL端子に別売のAMPERO Switchを繋げれば上記CTRLは2,3まで拡張したり、あるいはあらかじめタップテンポ等の役割を割り当てる事も可能です。 AMPERO Switchのようなオプションがあると、本体は奥に、スイッチは手前に置いたりなど、エフェクターボード上の設置位置の自由度が上がるのでいいですね。

★パターン4:練習のお供に…

今までの3つでお腹いっぱいくらいに大満足ですが、まだあります! ヘッドホン / イヤホン用のステレオミニのアウトを備えていますので、気軽に練習や音色の確認にも使えます。 また、メトロノーム代わりのドラムループを収録していますので、練習はもちろん、リフ等のアイデア出しにも有効です!リズムパターンもいろいろありますね。流石に迫力満点なドラムの音、、、とはいきませんが練習のお供には十分使えます。最長50秒のルーパーも搭載しているのでアドリブの練習にも便利ですね。

★パターン5:外出時のコンパクトなオーディオインターフェースとして…

Ampero miniに搭載されたUSB-C端子はエディターとの通信のためだけではなく、オーディオインターフェースとしての使用も可能にします。 その為、DAWにダイレクトに録音が可能となります。

マイク入力等はありませんが、ちょっとしたギター録音なら出来てしまうので、ツアーや旅行などあまり余分な荷物を増やしたくない場面にありがたいですね。

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最高です…!!

以上、小型 x ハイクオリティーなアルゴリズムでさまざまな場面にフィットする優等生なAmpero miniのご紹介でした! 誰にオススメか?と考えながら触っていましたが、「みんなにオススメだなぁ、、」という感想でした。それにしてもこの内容で30,000円台とは….もはや驚くばかり。 Amperoシリーズを本格的に弄るのは初めてでしたが、音も良く、使い勝手も十分練られており、何よりこのコンパクトなサイズ!軽さ! 私も今後どんどん使い倒して行こうと思います!

クーパー天野
バンド関係が好きです。お手持ちの楽器と録音機材をどう組み合わせるか!そんなご相談が得意です。
記事内に掲載されている価格は 2024年1月17日 時点での価格となります
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