こんにちは。タムラです。
今回は前回に引き続きAlphaTheta(旧:Pioneer DJ)PCDJのもう一つのシリーズ『REV』について紹介します
オールマイティなFLXシリーズとは異なり、HipHopやファンクなど素早くつないでいくジャンルに強いシリーズです。さらにスクラッチにフォーカスした機能が多く搭載しており、DJパフォーマンスの腕を競うバトルDJを目指したい方はもちろん、アーティストグループのバックDJにも採用いただきたいシリーズです。
その特性上、各種ノブがアナログDJのセッティングを意識した配置となっているのでかつてヴァイナルでプレイしていたプレイヤーにもとっつきやすいDJコントローラーとなっております。
REVシリーズのエントリーモデルとなっております。やはり気になるのは『DDJ-FLX4』との機能比較でしょう。DJコントローラー自体のサイズは大差ありませんがジョグのサイズは一回り大きくなっております。
そして4ch対応です!見た目は2chですがボタンにてスワップできます。
この機能はスクラッチの経験があまりなくても、手軽にスクラッチを楽しむことができます。スクラッチの頭出しの位置にHOT CUEを設定することで、ジョグの折り返し動作時やジョグから手を離した瞬間に自動的にスクラッチの頭出しの位置に楽曲が戻ります。
つまりどれだけ下手くそに擦っても頭の位置がずれないんです!これはすごい….
スクラッチど素人の私でも気軽に楽しむ事ができスクラッチのニュアンスを掴む事ができました。もちろんオフにすることもできるのでTRACKING SCRATCHやりたいことをなんとなく形にしてみてSeratoで録音。その後オフって練習なんていかがでしょう
対応ソフトはSerato DJ となります。
・ スクラッチをやってみたい
・アナログDJをやっているけどPCDJにも少し興味がある
本シリーズの真ん中に当たる機種となります。REV1と比べるとかなり大きくなりますがその分CDJに搭載されているジョグホイールを搭載しており、より本格的なプレイが楽しめる作りになってます。
対応ソフトはSerato DJ に加えてrekordboxも対応しております。
16個のパッドをピアノの鍵盤に見立て1オクターブ分の音階が、HOT CUEを起点にPERFORMANCE PADSに配置されます。
Serato DJやrekordboxに搭載されているステム分割と組み合わせると他のその機種にも再現できない斬新なmixやマッシュアップができそうです!
・DDJ-GRV6を買おうか悩んでいる(SeratoDJを使うのであればこちらの方がおすすめ!)
・より音楽的なmixをしたい
本シリーズの最上位機種です。DDJ-FLX10同様ジョグホイールの中心にディスプレイが搭載されておりますので操作性抜群です。アナログDJ出身のスタッフに触ってもらった所、DJコントローラーの中で一番親しみ易い操作感のようでかなりの好印象でした。
対応ソフトはSerato DJ , rekordboxです。
スクラッチする為の音ネタを素早く呼び出す機能です。特筆すべきはこの音ネタはREV7本体にあらかじめメモリされているのでPCに接続する必要はありません!ちなみに用意したサンプル音源を使用したい場合は、Serato DJ ProのSCRATCH BANK機能(rekordbox使用時はSAMPLE SCRATCH機能)で音ネタを呼び出して、スクラッチパフォーマンスを行うことができます。
これ触った時感動しました…DJコントローラーなのでヴァイナルな訳では無いんですけどまさにレコードを擦る時に感覚そのものです。またDJコントローラーの中でジョグが回転する唯一の機種になります。
アナログDJの感覚が欲しい方はREV7一択です!
・特定のジャンルのクラブやライブハウスに!
・ヴァイナルを擦る感覚を楽しみたい方
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