スタッフレビュー

ADAM AUDIO新製品「D3V」抜群すぎるコスパに驚き。ADAMらしらも健在で◎!

2024.11.01

1. はじめ

こんにちは、Oです。 

スピーカーやヘッドホンは、音楽制作においてPCの次に大事なアイテムですが、「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」という悩みもあります。

そんな混沌としたオーディオ機材の世界に、ADAM AUDIOから「D3V」と「H200」が新登場しました。

今回は「D3V」メインにレビューしてみたいと思います!ヘッドホンのH200もレビューするのでお楽しみに!

2. 製品概要

D3V

・「最小のADAM」をコンセプトに誕生したプロダクト

・独自開発の1.5インチD-ARTツイーターとフェライトマグネットシステムを搭載した3.5インチアルミ製ウーファーを備え、ペア合計で240Wの出力

・3.5インチパッシブラジエーターを両面に搭載し、低音域を強化

・周波数特性は45 Hz – 23.2 kHz(-6dB)/ 48 Hz – 22.6 kHz(-3dB)

・重量は1.85kg + 1.73kg

・TRSとUSB-C入力を搭載

・直感的な音響補正スイッチを装備

・汎用のマイクスタンドに対応する3/8インチネジ穴

・ブラックとホワイトの2色展開

・取り外し可能なスピーカースタンド、ACアダプター、USB-Cケーブル+TypeAへの変換も付属

3. 実際に聴いた感想

ファーストインプレッションは価格以上の音質を持つ、優れた製品だと感じました。

音像はサイズ以上に大きく聴こえる印象で、特に中域が見えやすいという点と、ADAMらしいスピード感がありキレの良いサウンドでした。

これによりキックのアタックやリバーブの調整がしやすく、ミックス・マスタリングだけでなく、歌のエディットやレコーディングといった幅広い作業に最適だと感じました。

またパッシブラジエーターのおかげで、コンパクトサイズながらも豊かな低音が再現されるだけでなく、小音量でもバランスが崩れない点に驚きました。

そしてDSP音響補正スイッチも搭載されており、「POSITION(スピーカーの配置)」「DESK(机のサイズ)」「ROOM(吸音処理)」の項目で部屋に合わせたチューニングが可能です。

ピンクノイズを鳴らして検証したところ以下がわかりました。

POSITION:低音域の調整

DESK:中低域の調整

ROOM:高音域の調整

変化が自然でわかりやすいため、初心者の方でも簡単にスピーカー設定ができるのもポイントです。

4. まとめ

どのような方にオススメか

今回のD3V、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広い方にお勧めできる製品です。特に次のような方にはぴったりです。

・カッコいいサウンドを追求したいクリエイター

・小型スピーカーでしっかりとしたサウンドを楽しみたい方

・自宅でのミックスチェックに使える信頼できる機材を探している方

導入しやすい価格帯ながらプロ仕様のクオリティを備えているため、既存のADAM製品をお持ちの方にもサブとしておすすめです。

RockoNで視聴可能ですので、ぜひご来店お待ちしております!

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記事内に掲載されている価格は 2024年11月01日 時点での価格となります
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