さて前回のスクリプトは実行できましたか?前回の補足なんですがApple Scriptの処理は基本Undoができません。ファイル名を変更した後に「あ、やっぱり、、、」なんて時のためにやっぱりUndoができた方がいいですよね。でも、このUndoを実装するの結構難しかったんです、、、
超簡単に説明するとシェルコマンドを組み合わせてシェルスクリプトにしている、、、んですが、僕のようなプログラミングが専門ではないイチ作曲家がこの普段何気なく使っているこの「Undo」を実装するために当時結構時間使いました、、、Apple Scriptは1990年代にはMacに装備されていたのでかなり昔のアプリなんですね。だからYoutubeに上がってるチュートリアルもほとんどがかなり以前にアップされたものがほとんどです。LAに住んでいる時にまわりにオタクな連中が数人居たので彼らにかなり助けてもらったし(当然英語で教えてもらうので余計に難しい)、MacでもWindowsでもPCを極限まで使い切る彼らの熱意には本当に刺激されました。少し型落ちのMacにLinux OSインストールしてサクサク使ってる輩も結構いたし(笑)
今でも完璧にApple Scriptを理解しているわけではないし、Undo1つにしてもかなり苦労してやっと実装できた僕ですから、毎日使ってるDAWの機能に文句言ったりは僕は絶対しません。本当に日々開発者に感謝しかないです(笑)
さてこのスクリプトをアプリ形式で書き出して使っても良いのですが、ファイル整理している時にもうちょっと手軽に実行したいですよね?ファイル名を右クリックすると「クイックアクション」とか「サービス」という項目が下の方に見えると思いますが、動作確認できたスクリプトをそこに登録しちゃいましょう。
手順は以下の通り
1)アプリケーションからAutomatorを起動する
2)ファイル/新規を選択
3)「クイックアクション」をクリックして右下の「選択」をクリック
4)左項目上から4つ目の「AppleScriptを実行」ドラッグして右のグレイアウトしてる「ワークフローを作成するには~」へドロップ
5)AppleScriptを実行ウィンドウの中へ目的のスクリプトをコピペ。
6)AppleScriptを実行ウィンドウの▶️ボタンをクリックして動作確認
7)問題なければ「セーブ」、その時クイックアクションに登録したい名前を入力します(TrimName)。
この手順で以下のスナップショットのようにクイックアクションに登録できているはずです。次回からAppleScriptを開くことなく、名前を変更したいファイルを選んだ状態で右クリックして目的のクイックアクションを選択すれば、同様の処理ができます。MacのOSが新しくなる度に新機能が搭載されますが、こういうレガシーな機能も作業効率アップするのになかなか便利でしょ?