譜面の仕上げはここしばらく外注していたのですが、皆んなそれぞれ作曲家として独立したり、以前よりも忙しくなったりして(良い事ですね!)以前のように自分でも作業できるようにしようかなと最近また取り組み始めています。
昔はAvid社のシベリウスのワークショップを仰せつかるほどのユーザーだったのですが、基本的には止むを得ずやってただけでどちらかと言うと譜面の準備は好きではありません(笑)。
主な理由はやっぱり老眼ですね、、、もうこればっかりはしょうがないのですが眼が疲れて作業が続けられないんですよね、、、
それもあって、昔からショートカット等譜面制作の効率を上げる事には割と積極的なんですね。
今現在はAvid社のシベリウスと、Steinberg 社のDoricoを使っています。
そしてどちらを使う時でも左側に(僕は右利きです)Elgato社のStream Deckを置いて作業しています。
Stream DeckにはスタンダードサイズとXLと名の付いたよりボタンの多いサイズがありますが、譜面のソフトのお供にはやはり大きいサイズのXLを断然お勧めします。
そして、Stream Deckと是非一緒に使って欲しいアプリがNotation CentralからリリースされているNotation Express XL for Dorico、Notation Express XL for Sibeliusですね。
シベリウスはショートカットを組みやすいんですが、Doricoは何故かショートカットにできないファンクションが多いんですよね。Cubase/Nuendoのように隅々までカスタマイズできるようにして欲しいですよね。
DoricoもLua言語でスクリプト書ける仕様にはなっていますが、Kontakt等のサンプラーのスクリプトよりも数段難しいので自由に開発できるかというとなかなか難易度は高いです。このNotation Expressも結局はスクリプトを実行して操作しているんだと思います。何故なら所定の小節線を二重線にして同時にリハーサルマークも付けるという二つのタスクをボタン1つでできたりしますからね。
finaleからDoricoに乗り換えたユーザーには特にお勧めします。以下のスナップショットの中にはありませんが、例えば臨時記号の♭が付いてる音符をエンハーモニックの#が着いた音符にしたりも、ボタン一発で可能です。Notation CentralのサイトにはYouTubeのコンテンツも色々とあるので是非チェックしてみてください。