MIDIキーボードには沢山のツマミや大きなディスプレイ、DAWの連携など多機能なモデルは使いこなせればとても便利ですが、使う人によってはそんな高機能なモデルは必要なくてただ鍵盤でMIDIが打ち込めればいい。むしろコンパクトな設計で机の邪魔にならないモデルを求めている方も多数いらっしゃるのではないかと思います。
今回はエントリーユーザーや余計な機能が詰め込まれていないミニマルなMIDIキーボードをお探しの方に向けて、フルサイズ鍵盤に的を絞ってシンプルなMIDIキーボードをご紹介します。
こちらはNative InstrumentsのシンプルなMIDIキーボードです。
大画面の液晶など上位モデルのSシリーズ搭載の豪華な装備はないですが、KOMPLETE KONTROLソフトウェアに対応しており、NKS対応のソフトとの連携が可能です。
また、特別価格でKOMPLETEなどやMASCHINEのアップグレードできるため、音源ライブラリの拡張をお考えの方は当製品を導入することでアップグレードの足がかりになるのも嬉しいですね。
シンプルながらもArturiaソフトウェアとの連携が抜群で、8つのPADがついてます。
また同社のソフトシンセAnalog Lab Proが付属します。
こういったMIDI鍵盤は大抵色は黒が相場ですが、本製品はスタンダードモデルがArturiaのイメージカラーの白なので、他とは違った色のキーボードをデスクに置きたい方にもおすすめです。
また、限定モデルにはなりますが、例えば黒鍵も含めて全て真っ白なAlpine Whiteモデルなどカラーバリエーションモデルを多く出していることも本製品の魅力です。
本製品はツマミが8つ、ホイールと比較的シンプルな構成ながらも、ポリフォニックアフタータッチに対応しています。ポリフォニックアフタータッチ対応の鍵盤は、現状フラッグシップモデルのMIDIキーボードやシンセサイザーに一部搭載されていてあまり搭載モデルは多くありませんので、比較的お求めやすい価格でポリフォニックアフタータッチ鍵盤の導入が可能なモデルとなります。
本製品にはオーディオI/Oの機能もあるので、コンピューターとUSBで接続すればDAW上の音声もKeystageから出力が可能なので、持ち運び時に別途オーディオインターフェースを持たなくても良いのは便利ですね。
さらに付属のプレートをKeystageに取り付けることで、iPadやコンピューターを置くスペースを作れます。(コンピューターの設置は61鍵モデルのみ)
こちらの製品は鍵盤と左側にまとめられたコントローラーのみの非常にシンプルな構成で、
鍵盤の奥側には何もないので、非常にコンパクトですね。
シンプルながらもD-BEAMが搭載しており、ライブパフォーマンス的なコントロールが可能です。
また、INTEGRA-7のような同社のSuperNatural音源専用のモードも搭載しております。
Ableton Liveの操作に特化したMIDIキーボード。RGBバックライト付きパッドでAbletonのセッションビュー上のクリップのローンチが可能です。
もちろん他のDAWとの連携も可能です。
スケールモード、コードモード、アルペジエーター等など楽曲製作時に役立つ機能も備えます。
こちらも非常にシンプルなモデルですね。
価格も非常にお手頃なので、とりあえずDAWのMIDI入力用に鍵盤だけが欲しいという方にはおすすめですね。