楽器用ケーブルは、PA用ラインケーブルとは選び方に違いがある事があります。
今回はそんな楽器用のケーブルはどのように選ぶべきか紹介します!
まず考慮したいのがケーブルの柔らかさです。なぜかというとギター楽器などのケーブルの場合はフロアを動く事があるため、硬いケーブルだと取り回しに不便し、最悪断線が生じたり、他機器に損傷を与える場合もあります。
実際にレコーディングなどの場面を想定した硬めのケーブルもあるため、選考の際は注意が必要です。
ここが最も大事なポイントではないでしょうか。楽器用ケーブルならではのポイントですが、音質が良い=いいケーブル とはならないのが難しいところ。オーディオ的に音質が良いかどうかよりも、魅力的な音であることが重視される傾向もあります。
もちろんペダルなどで作り込んだ音を、ロスなく伝達したい!など明確に基準がある場合は、その限りではありません。
合わせて考慮したいのが入手性や耐久性について。
悲しい事ですがどんなケーブルでも使用を続ける事で劣化し、いずれは断線します。ケーブルを選ぶ際は断線に対してどのような対策がされているかが重要なポイントです。
また断線して再購入をする際、価格など含め入手しやすい製品なのかどうかを考慮することも重要です。
たくさんの種類があるので全ては紹介しきれませんが、当店でも取り扱いのあるケーブルを何点か紹介いたします。
ハイエンドオーディオやプロフェッショナル・ユースのオーディオアクセサリーを展開してきた「オヤイデ電気」によるTSケーブル。
素直かつ明瞭な音質で、ケーブルも柔らかく取り回しも良く、全ての楽器におすすめです。
上記オヤイデ電気によるハイエンド・ギターケーブル。
演奏者が求める音質のほか、プレイ時のタッチを繊細に表現する事なども追求し、数々のこだわりを持って作られたギタープレイヤーのためのケーブルです。
スタジオでお馴染みモガミケーブル。
その素直でフラットな特性から、楽器用ケーブルとしてももちろんおすすめです。
柔軟性もあり取り回しも良いです。
VITAL AUDIOの低音にフォーカスされたケーブル。
パワフルでソリッドなベースサウンドを生み出し、ベースの他、7/8弦のギターでの使用もおすすめです。
スイスのVOVOXによるインストゥルメンタルケーブル。
クリアでスピード感のある独特なサウンドが幅広い楽器にマッチします。
丈夫で柔軟性があり、場面に問わず使用できます。
以上簡単ではありますが、紹介させて頂きました。
とりあえず無難な辺りで導入してみようという場合は、フラットな傾向のケーブルであれば大きく外れはしない
と思います。
ご参考にして頂ければ幸いです!