ソリューション

サイズ別サンプリングパッド紹介

2024.09.09

ライブ演奏などの際、自分の楽器の音以外に、あらかじめ用意した同期音源やドラムマシンの音、FXなどを鳴らしたい場合、方法は色々とありますがその一つにサンプリングパッドという物があります。

今回は主にドラム用サンプリングパッド(スティックで叩いて動作させる事を想定して作られた製品)について、紹介させて頂きます!

選び方

ドラム用サンプリングパッドは、パッド部分が1つのものから、9つなどサイズに違いがあります。

パッド部分が1つのものは気軽にドラムキットに組み込むことができ、スペースも最小限で済みますが、想定されている使い方によってお選び頂く形になります。

音源の再生方法について

サンプリングパッド内に音源が内蔵されておりそこから選んでパッドに割り当てるものと、あらかじめPCなど外部から音源をパッド内にインポートしておきパッドに割り当てるものがあります。

また、どちらの機能も有している機種もあります。

おすすめドラムサンプリングパッド

・ROLAND SPD::ONE WAV PAD

シンプルな1つのパッドを備えたモデルながら最大3種類のウェーブをレイヤー可能。

本体に取り込んだオーディオ・ファイル(WAV)を、パッドを叩いて演奏することができます。

またスティックだけでなく手で叩いたり足で踏んだりしても動作可能な為、キックべダルのような使い方をしたり鍵盤の方でもピアノの上に置いて使用したりなどもできます。

バッキング/クリック・トラックの同期再生にも対応しており、同期演奏のトリガーとしても使用できます。

・ROLAND OCTAPAD SPD-30 Version 2

内蔵PAD8つのROLAND OCTAPAD SPD-30 Version 2は、”リアルタイムでのパフォーマンス”に重点を置いて設計された製品です。

フレーズ・ループ機能を搭載しており、、演奏を重ねて録音したり、特定の音をミュートしたり、リアルタイムにフレーズを自在に変化させていくことができます。

また拡張性も高くハイハット・コントロール・ペダルや外部PADを接続することで、コンパクトなドラムキッドを構築することも可能です。

・ROLAND SPD-SX PRO

ROLANDサンプリング・パッドのフラッグシップ・モデル。

堅牢なボティや視認性の良いマルチカラーLED、48kHzのオーディオ再生など、プロのステージの要求に応える様々な機能を有しています。

また専用のアプリを使用し、サンプル・データの管理が可能。またキット・パラメーターのエディットも行うことも可能です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

サンプリングパッドは昔と比べて、打ち込みの音や同期演奏などがかなり一般的になっているため、ご検討されることも多いかと思います。

まずは手軽に導入といった場合は小さめのものを、将来的にもう少し多くのサウンドや機能を使っていきたい場合はもう少し本格的なものを、といった感じでお選び頂くと良いかと思います。

ぜひご検討ください!

テヌート竹内
ブラックミュージック全般が好きなベーシストです。DTMもやっています。
記事内に掲載されている価格は 2024年9月09日 時点での価格となります
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