ソリューション

百聞は一聴にしかず Vol.3 「その時間よりコンプを掛けよう」

2024.11.11

コンプレッサーって楽しいですよね。プラグインで毎月の様に新作が発表されてますし、ワタクシも大好物です。

それと並行して、ここ数年は可能な限りピュアに録りたい信仰がメジャーなので、コンプレッサーやイコライザーは「録音時には掛けないで、プラグインでしっかり掛けます」との話をよく聞きます。

録音時にかけると「後戻りできない」が主な理由だと思うのでお気持ちはわかります。

アナログ厨の「あのにまうす」としてはあえてこの話に真っ向勝負です。今回は話のポイントを絞るためにコンプレッサーの話でいきます。

まずそもそものコンプレッサーの役割を思い出してみましょう。

『大きい音を押さえて、小さい音を持ち上げる』

これに尽きると思います。そうすることで、その素材をクリップさせることなく、かく繊細な小さい音まで聞こえる様にするわけですね。(で、これに付随して歪みやキャラクターなどのいわゆる色付けが入ります。なんか、こっちの側面の方が目立って気てる様にも感じます。)

逆にコンプレッサーがないとこうなるとも言えます。

・クリップが怖いから控え目なレベルで録る→小さい音がさらに微弱にな音になります。

・体が温まってきて当初よりレベルが高くなり、クリップにヒヤヒヤしながら調整する録る側。

・オケの中で聞こえる音量のばらつきがあるモニタリングで、歌いづらい演者側。

などなど、気にすることが増えて演る側も録る側もプレイに集中し切れないですよね。メーターに集中しててテイクの感想がわからないなんてことも、、、、そして、それらはそのまま録音されたデータになります。

ピンボケした画像をはっきりさせるのって大変ですよね?それに近いと思います。

こっちの方が「後戻りできない」と思いませんか?

ボーカルやアコースティック楽器などのダイナミクスが大きい素材のレコーディングで無駄に時間とテイクを重ねる原因にもなりますし、なんとか綺麗に収めて録音したトラックをプラグイン&オートメーションでなんとか整える労力とかって、、、、、

まとめると、キャラクターがあまり強くないでコンプレッサーを掛けて録音した方が最終的な時短だと思うんですよね。演者様も気持ちが乗りやすいですし。で、そのうち狙い撃ちで色んなキャラクターのコンプレッサーを使える様になるともうあなたもお友達です。

じゃあ、どの製品がいいのかってなると、有名どころだとこの辺ですかね。

ただ、何を録るかとか狙ってるキャラクター、お持ちのマイクやマイクプリとの組み合わせとかでも色々変わってくるので、店舗でお試しながら続きをお話しましょうね~!

最適な設定で有りと無しでレコーディングしてみればすぐにわかります。まさに「百聞は一聴にしかず」綺麗にまとまりました(笑)

渋谷店でお待ちしておりまうす。

あのにまうす
システム構築やライブ&マニピ機材など幅広く、特にマイク、マイクプリ、コンプレッサーなどハードウェアが得意ジャンルです。実際に試したことしか書かない主義でございまうす。
記事内に掲載されている価格は 2024年11月11日 時点での価格となります
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