Remote Production Style
ある意味、きっかけであったのかもしれません。2020年に世界を巻き込んだコロナ禍は生活様式から働き方までも変化を強いることになりました。以前は考えにくかったような自宅や遠隔地での作業を実現するツールが多数登場し一般的にも浸透したわけですが、「その後」の世界を迎えたいま、場所という制約にとらわれない自由な選択肢がクリエイティブの現場にもたらされつつあります。
リモートプロダクション、制約を克服するように近年でも大きな進展を見せてきているクリエイティブワークスタイル。そのアプローチは多様で長距離伝送、環境シミュレーションといった技術バックボーンを実際に活用する事例が国内外で現れています。今回のProceedMagazineではそのRemote Productionにフォーカス!すぐそこにある未来のプロダクションスタイルを体感していきましょう、さぁ、ご一緒に!
リモートで行われるプロダクション。居場所にとらわれず制作を進めることはもちろんのこと、コンテンツ自体を伝送して表現することもそのひとつと言えるのかもしれません。そして、制作空間を持ち歩いてしまう、ということもそのアプローチとして挙げられます。このように、ひと口にリモートと言っても、現代のテクノロジーと使用するユーザーのアイデアが掛け合わさると、実用的かつ効率的であることだけではなく多様で実に興味深い用いられ方が生まれ、もうすでにそれが実際に稼働しています。今回のProceedMagazineではそのリモートプロダクションにフォーカス。NTT IOWNが実現する3D伝送、TBSラジオが行った公衆回線を使った中継事例、WOWOWの新音声中継車、また国内外でも進むSony 360VMEによるリモート制作環境の事例など、現場で活用が進むリモートプロダクションを現地取材してまいりました!いま音響の最先端で起きているアクションを捉えて、今号も情報満載でお届けです!
大阪・関西万博 NTT IOWN / TBS ラジオ ニューイヤー駅伝中継
WOWOW 新音声中継車 / Sony Pictures Entertainment
マジックカプセル BASE1
大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン
「モンスターハンター ブリッジ」
Apogeeの軌跡、音楽制作のイノベーション
音響的ニッポンの電気事情
シンテック ノイズ低減アイソレートトランス
ELEMENTS / 360 Reality Audio / Avid Pro Tools 2025.6
パーソナル・スタジオ設計の音響学 その31
1/1 の世界で音響設計!
特別編 音響設計実践道場 吸音材を探せ!1/10残響室を作ろう
SONIBLE PRIME:VOCAL / ROTH BART BARON
UADプラグインが引き継ぐビンテージ機材の真価
Positive Grid / SSL / KORG / Universal Audio
GRACE design / Steinberg / XFER RECORDS
WAVES / iZotope / Torso / freqport
Blackmagic Design / ADAM AUDIO
SCFEDイベのイケイケゴーゴー探報記〜! Headphone Bar
ライブミュージックの神髄
ページ数 | 全144ページ |
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発行 | 株式会社メディア・インテグレーション |
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