パラダイス

Erica Synths 本社取材(前編)

2026.05.15

皆さんこんにちは!ACID渋谷です。SUPERBOOTH26の開催に合わせ、ラトビアの人気モジュラーシンセブランドErica Synthsのオフィスにお邪魔し、創設者のGirts Ozolins氏にインタビューを行いました!

Erica Synthsオフィス外観。精悍な佇まいがかっこいい。

この前編ではErica Synthsのカッコ良すぎるオフィスツアーの様子をお届けします!

Girts Ozolins氏(以下Girts):ようこそErica Synthsのオフィスへ。ここはエントランスです。壁のサインは来社したアーティストの皆さんに書いてもらったものです。ご来社の際にサインしてもらっています。

そしてこちらはEirik Brandalの作品 shell-tethered vesperです。ランダムなノートからドローンサウンドまで予測不能はサウンドをジェネレートし続ける作品です。

アーティストがクリエイティブに音作りするための部屋

Ģirts: ここには他のレジデンススタジオからユニークなシンセサイザーを集めています。

ヴィンテージClaviaのddrum4やYOCHTOのTR-808クローンなどが並ぶ。こうみてもPERKONSのデザインの格好良さは正にネオクラッシックと呼べる出立ちだ。
Weston Precision AudioのPRO2021や激レアなSteiner-Connolly Synthacon、そして新しいlambda Synthetics polypulseなど興味深いコレクション。

歴代のシンセがあります。この壁にあるモジュールの多くは私がDIYで作ったものです。 

右にあるのがElektor Formant System DIY Kit。1970年代後半にElektor誌で発表された伝説的なDIYキット「Elektor Formant」を、現代的かつDIYフレンドリーにアップデートした拡張版だ。DIYに自信がある方はぜひチャレンジしてみよう。

インタビュアー: このSergeのシンセサイザーもメンテナンスして使っているんですか? 

Ģirts: はい。Sergeはロシアにルーツを持つアメリカ人で、Don Buchlaのシンセが高価すぎることに気づき、DIYキットとしてこれらを作り、回路図を公開したんです。  

Ģirts: ここが私たちのコンサートホールです。スピーカーはラトビアのReflector Audio社製で、この部屋のための特注品です。

12キロワットの出力があり、15Hzから30kHzまで完全にフラットに再生します。訪れた人は「物理法則を無視している」と驚きますよ。

ここではレジデンスアーティストの公演やプロジェクションマッピング、ビデオアートを行っていて、一般客を招くこともあります。また、電子楽器をアカデミックな音楽に取り入れるため、クラシックの作曲家向けに電子音響作品のコンテストを発表したばかりです。 

Ģirts: 外にはバーベキューエリアや、電気自動車の充電器、そして私のバイクがあります。この納屋も実は登記上の住所なんです。T1とT3という2つの住所を持っています。

Ģirts: 2FのオフィスはR&D,営業、マーケティング、サポートなど全スタッフがここで仕事をしています。

私のオフィスもすぐ隣にあります。デスクには半田ごてなどツールを置いていて今も作業することがあります。

Ģirts: ここはデモ映像を撮影するためのスタジオで、フェイクの吸音パネルを貼っています。少しは吸音しますが、主に見た目重視ですね。シンセのサイドパネルにはラトビア産の天然木材をたくさん使っています。 (写真撮影失念!) 

3F ゲストルーム

Ģirts: 3階にはホテルのような小部屋があります。家に帰れなくなったスタッフや、外部からのゲストが泊まれるようになっています。オフィスの建築やインテリアデザインは、私の教え子たちにお願いしたんです。

 Ģirts: ここが発送を行う物流ルームです。ギターとも相性が良いNightverbなどのデジタルエフェクトユニットや、開発中のBBDレゾネーターもあります。Tunaは昔のオフィスに住んでいましたが、今は私の家で暮らしています。

 Ģirts: 簡単な紹介でしたが、お楽しみいただけましたか?それでは、どうぞ私について色々聞いてください(笑)

Erica Synthsプロダクトのイメージそのままのフューチャリスティックでクールなオフィスでした!後編ではĢirtsさんとErica Synthsについてお聞きしていきます!お楽しみに!

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記事内に掲載されている価格は 2026年5月15日 時点での価格となります
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