Heritage Audioから、史上初のインピーダンスマッチングができるヘッドフォンアンプ「O.H.M Headphone Matching Amplifier」を5月26日に発売します。
Heritage Audioはスペインに本拠を置くプロオーディオメーカーで、73タイプのマイクプリアンプやダイオードブリッジタイプのコンプレッサー、さらにはモニターコントローラーとアナログ機器に対する技術力とノウハウで日本でもユーザーを増やしています。
そんな同社から6つの出力インピーダンスを選べる、史上初の機能を持った画期的なヘッドフォンアンプO.H.M Headphone Matching Amplifierが登場です。出力インピーダンスを可変することで接続したヘッドフォンとインピーダンスマッチングを図り、ヘッドフォンの性能を最大限に発揮できるヘッドフォンアンプです。ヘッドアンプとしての基本性能も高さも追及され、さらにBluetooth入力も搭載しています。
O.H.M Headphone Amp独自のインピーダンススイッチで、出力インピーダンスをヘッドフォンに合わせて調整し、安価な低インピーダンスのイヤフォンから最高品質のオーディオファイルグレードのモデルまで、あらゆるヘッドフォンの性能を最大限に引き出します。
インピーダンス・マッチングを選択できるというだけでは、音質に厳しいプロやマニアの要求に応える事はできません。使用パーツのグレードも非常に高いものになっています。まず、アルプス電気のオーディオグレードのポテンショ・メーターBLUE VELVET(日本製)。
同社のハイエンド・ラインのモニタリング・ボックスであるR.A.M SYSTEM 2000および5000モデルでも使われているディスクリート・ダイヤモンド・バッファーと、極めて高い忠実度と超低ノイズ応答を実現するバーブラウン製のオペアンプを採用しています。さらには、あらゆるインピーダンスでも驚異的な電力供給(30V)を可能にする別筐体の低ノイズ外部電源が付属します。
ヘッドフォンジャックは、前面パネルには6.35mmと3.5mmと異なるサイズの2つのヘッドフォンジャックが備わっているので、変換アダプターなしでお持ちのヘッドフォンを接続できます(6.35mmジャック優先)。
入力は、バランス入力、金メッキアンバランス入力、そして、APTX、APTX LL、AAC、APTX HD、SBCと豊富なコーデックに対応するBluetoothレシーバーの3系統を持っています。
また、複数ユニットのデイジーチェーン接続を可能にするユニークなパス・スルー出力も装備。底面にはマイクスタンドにマウント可能な5/8インチ径の孔も用意されているので、キュー・ボックスの様な使い方も考えられるでしょう。