Falconは、開かれたセミモジュラー環境で先進ツールの包括コレクションを提供し、夢のサウンドを作成するために必要なすべてを提供します。
経験豊富なプロからDTM初心者まで、ユーザースキルを問わない強力な音源であるFalconは、思い描いた多くのニーズに対して、簡単に適応できます。新しい曲のためのインスピレーションを得ることも、クリエイティブなサウンドデザインに没頭することも、Falconはそのタスクに応じた機能とツールで機敏に処理、操作できます。
基礎的なサンプルスライスやシンセデザインから、大規模なモジュレーションで形成されたマルチティンバーのハイブリッドサウンドまで、音の探求が精密かつ精細におこなえ、発想力を超えたシンセレイヤー、表現豊かなMPE音源、パワフルなドラム、複雑にチョップされたブレイク、マルチチャンネルのサラウンドサウンド、想像力豊かなサウンドデザイン、ジェネレーティブシーケンス、破天荒なエフェクトなどの作成に対応します。
Falconには、バーチャルアナログ、ウェーブテーブル、フェイズモジュレーション、FM、加算、ドラム、ノイズ、フォルマント、撥弦、ハーモニックレゾネーター、擦弦、サンプル、ストレッチ、グラニュラーなど、シンセサイズとサンプルベースのサウンドジェネレートを幅広く提供する20のオシレーターが含まれています。それらを重ねたり、マッピングしたり、モジュレートしたりして、自分だけの音色や響きにすることが可能です。
100を超える高品位エフェクトがオシレーターサウンドを高度に彩り、完璧な仕上げをサポートます。ディレイ、リバーブ、モジュレーション、フィルター、アンプ系、歪系、ダイナミクス、解析系など、すべてのエフェクトモジュールはカテゴライズされ、必要なエフェクトを必要な場所に追加できます。プリセットレベルやセンドバスはもちろん、ノートごとに適用することも簡単で、容易に差替えることも可能です。UVI独自のDSPは、豊かなモジュレーションリバーブから想像以上に正確な物理モデルのコンプレッサーまで、どれも卓越した品質が約束されています。
豊富なモジュレーションソースを所構わず、数を気にすることなく扱えるのもFalconの大きな魅力です。シンプルなAHD、Attack Decay、Drunk、アナログタイプのADSR、多段のDAHDSR、クラシックとパラメトリックLFO、自由なモジュレーションを描くマルチとステップエンベロープがお好みのパラメーターにお気に召すままの動きを加えます。オシレーターやエフェクトはもちろん、他のモジュレーターなどFalconのほぼすべてに適用可能で、よく使うパラメーターをマクロパネルに配置して、明解な直観操作やワンノブコントロールによるダイナミックな演奏パフォーマンスに役立てることも可能です。
Falconでは、様々なスクリプトを使用した着信MIDIを操作したり、アルゴリズム的に生成したりして、演奏を向上させたり、拡張したり、変調したりすることができます。そのデーターをスタジオ全体に結線することが可能で、プログラミングの知識なしにおこなえます。また、Lua言語が堪能な方は、Falconに独自の機能拡張を与え、オリジナルデザインのプロセッサーや音源を作成することが可能で、そのための強力な手段を提供します。
Falconには1500以上の音色と500ウェーブテーブルがファクトリーライブラリーとして付属します。世界中の卓越したサウンドデザイナーによる即戦力サウンドは、単に演奏や創作に使えるだけではなく、オリジナルサウンドデザインの道しるべとしても最適化された内容となっています。
Falconの初版リリース以来、私たちはその創造的な可能性を洗練させ、拡張することにコミットしています。研究開発に耳を傾けつつ、ユーザーフィードバックにも注視し、定期的に新機能の追加、コンテンツの拡充、最適化をしてきました。これらすべて、既存ユーザーに無償提供します。FalconとSonicPassの登録ユーザーは、UVI Portal通じてFalcon 3.1を即座にダウンロード入手できます。
Falconの根本から再設計されたブラウザーを使用して、サウンドを探索がより素早くおこなえます。この新しいインターフェースは、検索機能の強化、お気に入りやタグ付けを洗練されたレイアウトと共に、直観的でスムーズな操作を実現しました。Falcon内のサウンドブラウジングがこれまでになく、簡単になりました。
Falconの新しいオーディオプレビュー機能は、プリセットを読み込む前に音色の試聴が可能になりました。UVIカタログ全体の全プリセットにオーディオプレビューが追加され、ワークフローを中断することなく、目的のサウンドを素早く見つけられるように手助けします。
UVIカタログ全体にタグ機能が導入され、検索がより効率化されました。50,000以上のプリセットに細かくタグ付けされ、必要なサウンドをこれまで以上に簡単に見つけられるようになりました。
バージョン3では、VOSIM、Bowed String、Harmonic Resonatorなどの3つの新オシレーター、Opal、Ladder Filter、Dispersor、Harmonic Resonator FXなどの4つの新エフェクト、MIDI Outモジュールによる任意箇所のMIDI出力に対応し、新スクリプトによる新しいイベントプロセッシングの提案、UIスナップショット、起動スクリーンなど多数のワークフローの改善、そして美しくリフレッシュされたファクトリーライブラリーが追加されています。
Falcon 3は、3つの全く新しいオシレーターを搭載します!VOSIM(ビンテージ・ボーカル・シンセのトリビュート)は、フォーマントサウンドを作成するための2つの独自モードを提供し、Bowed Stringはバーチャルの弓と弦による発音を複数のアーティキュレーションモードで提供し、Harmonic Resonatorは6つのカップリング装備のチューニング可能レゾネーターで処理をするマルチレイヤー・エキサイターを提供します。
4つの新装備エフェクトは、さらなる強力な創造的可能性を提供します。Opalは、先進的な物理モデルの光学コンプレッサーで、Ladder Filterは定番の東海岸生まれのフィルター、Harmonic Resonatorは信号ベースのレゾネーター効果を提供し、Dispersorは可変のスプレッド、周波数、オーダー、ステージを持つ独創的なトランジェントシェイパーです。
Falconのイベントプロセッサーは、膨大な創造的なインスピレーションの源です。バージョン3では、MIDI CC Smoother、Node Arp、Motion Grid、Snowflakesなど、いくつかの新装備と改良されたスクリプトが追加されています。そして、MIDI Outモジュールの導入によって外部のソフトウェアやハードウェア音源や楽器を制御することができるようになりました。
Workspacesなどの新機能を使用して、UIの状態の保存と呼び出し、カスタマイズされたビュー間を迅速に切り替えが可能になりました。そして21の新しいプログラムテンプレートを備えたスタート画面は、ユーザーが創造プロセスを即座に開始するのに役立ちます。新しい'Mappers'エディターとタブは、これらの強力ツールをより使いやすくします。バージョン3では、多くのUIの改善が図られ、可読性と使用性を細かく調整するのに役立ちます。
美しく完全リフレッシュされたFalcon Factoryは、マクロコントロールの改良、明解さと麗しさの両立のもとに刷新したUIを備えた1500+のプリセットを提供します。ライブラリー全体をアップデートしつつ、新機能を活用した新しいサウンドも追加されています。
Falconからしばらく離れていた方のために、バージョン2の追加された機能と要素を以下にまとめました。
オシレーター:Texture
エフェクト:
Diffuse Delay
Dual Delay X
Feedback Compressor
Feedback Machine
Granulizer
Harmonizer
Magnetic Bass Shaper
Shifter
TS Overdrive
VCF-20
Velvet Delay
多数のウェーブテーブル
多数のプリセット
モジュレーションジェネレーター:
Multi LFO
Smooth Random
イベント:
Multi LFO
Arpeggiator
Cartesian Sequencer
Chip Arp
Chord Strum
Euclidean Keys
Gate Mod
Gate Mod Bernoulli
Gate Mod Poly
MIDI Monitor
MIDI Pitch Delay
MIDI Record
Note Pan
Ostinato Arp
Probability Arp
Rain Sequencer
Slicer Remixer
Step Arp
Strum Wheel
Tape Mod
Velocity Test
Warp Sequencer
Waterfall
Wave Sequencer
インストーラーサイズ | Windows インストーラー:985MB、Mac DMG(ディスクイメージ):1.1GB ファクトリーライブラリー:1.1GB(圧縮UFSサイズ) |
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幅広い互換性 | スタンドアロン、VST、VST3、AU、AAX、Windows(10以降)、Mac(OS X 10.14以降)Intel/ARM,環境に対応します。Falconのコアは、すべてのメジャープラットフォームとDAWに最適かされています。 |
HDサラウンド対応 | モノラルから10.2チャンネルまでファイルをネイティブサポートします。192kHzまで、プロジェクトに合わせて、Falconはその要求にお応えします。 |
64BIT ネイティブ | シンセシス、サンプリング、エフェクトなどすべてが、64bitコアでネイティブ処理されます。最新のハードウェア環境でなくても、複雑なプロジェクトを快適に扱います。(32bit OS/アプリは非対応) |
MPE | Falconは高い表現力を可能にした次世代のマルチディメンショナルコントローラーに対応し、包括的なマッピングがおこなえます。そしてMPEデバイスに対応したファクトリープリセットも多数用意されています。 |
対応ファイル形式 | UVI Soundbanks(.ufs)、AIFF、FLAC、MP3、MP4(Windows環境のMP3/MP4対応は、QuickTimeのインストールが必要)、REX1、REX2、SDII(Macのみ)、WAV、WAV64、SFZ、SND、CAF、EXS |
ロスレス ストリーミング | 膨大な量のオーディオサンプルを扱うハイブリッドインストゥルメントは、それに比例して制作マシーンの実装メモリを必要とします。これはブラックホールのようにいくらあっても足りません。Falconは最新のディスクストリーミング技術によって、この常識を打ち破ります。ロスレス圧縮の対応とともに、シンプルな設定で快適な動作を実現します。 |
リアルタイム変換 | ほとんどのメジャーオーディオ形式の読み込みに対応し、プロジェクトのビットやサンプリングレート設定に関係なく扱うことができます。Falconは、リアルタイムでリサンプリング処理をするため、サンプルを扱う作業にこれまでに無い快適さをもたらします。 |
オーソライゼーション | Falconは、iLok License Managerを使用した認証システムを採用しています。コンピューターまたはiLokキーに合計3つのデバイスにオーソライズをして同時利用できます。認証には、iLokアカウント(無料取得)とインターネット接続環境が必要です。 |
約束された将来性 | Falconのコアはこれまで、多数のユーザーレポートと数千時間にもおよび検証によって、開発とアップデートを繰り返してきました。このことによってホストアプリケーションやシステムの更新にいち早く、対応する柔軟性を保っています。この信頼ある実績は今後も継続され、常に最新テクノロジーの恩恵を受けることができます。 |
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