nvelopeは信号の特定のレベルに依存して動作するようには設計されていないため、複雑なパラメータのバランスをとるために多くの時間を費やすことなく(いわゆるコンプレッサーとはこの点で異なります)、求める結果へと素早くたどり着くことが可能です。
ユニークなDual Bandモードの搭載により、nvelopeは音のシェイピングに対して強力なコントロール性を提供しており、複雑な音源処理でも容易に行うことが可能です。ダイナミクスをコントロールする機能はバイパスさせることが可能なので、柔軟なハイ/ロー・シェルビングEQとしても使用することができます。
●100% ディスクリート アナログ
elysiaの設計理念に基づき、nvelopeのオーディオ回路はすべて A級ディスクリート回路が採用されており、集積回路は一切使用しないデザインとなっています。
●Full Rangeモード
Full Rangeモードでは、たった2つのツマミによって信号のアタックとサステインの強弱を素早く効果的に変えることができます。
●Dual Bandモード
Dual Bandモードも基本的にはFull Rangeモードと同様ですが、強弱をつけたいアタックとサステインの周波数帯域をそれぞれ選択することができます。これにより、素材をより細かくコントロールすることが可能になります。
●EQモード
nvelopeはハイ/ローシェルビング特性を持った2バンドEQへと変化させることができます。この場合でも、ステレオ素材を扱うためにチャンネルリンクを有効にすることが可能です。
●Mixedモード
Stereo Linkモードが有効になっていない場合、2つの個別のチャンネルをそれぞれ別のプロセッサーとして動作させることができます(片チャンネルがインパルスシェイパーとして機能し、もう一方がEQとして機能します)。
Frequency response | <10 Hz - 33 kHz (-3.0 dB) |
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THD+N | |
@ 0 dBu, 20 Hz - 22 kHz | 0.04% |
@ +10 dBu, 20 Hz - 22 kHz | 0.33% |
Noise floor | |
20 Hz - 20 kHz (A-weighted) | -84 dBu |
Dynamic range | |
20 Hz - 22 kHz | 109 dB |
Maximum level | |
Input | +25 dBu |
Output | +27 dBu |
Impedance | |
Input | 10 kOhm |
Output | 68 Ohm |
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