今回もRock oNが新たに取り扱いを開始したブランドからご紹介します!その名もLandscape!ヒューマン・インテーフェースをテーマに掲げ、手回しのカセットテープマシンやパッチケーブルの代わりに身体を使うタッチ式のパッチャーなど個性溢れすぎるプロダクトを展開。おそらく日本で展示しているのはRock oNだけでしょう!
Landscape Noon Green / Yellow
オススメポイント!
・インダストリアルなトラックを作りたい人。
・プラグインやかっちりしたシンセでは表現できないヒューマンなニュアンスが欲しい人。
・オーガナイズされたノイズが好きな人。
・制作フローに刺激を求めている人。
・昨日と同じ音を出したくない人。

最大の特徴はこのNoonは電源を持たないパッシブ仕様のリズムシンセである事。入力されたCV/Gateから電力を得て、回路を駆動し音を捻り出します。そのため例えば入力されるのが1Vの場合と5Vの場合では音の出方やモジュレーションの掛かり方が微妙に異なり、Gateの長さにも有機的に反応します。

さらに面白いのが、Gateは8ch分ありますが、CV入力は二系統で、そこから得た電力とモジュレーションシグナルを奇数/偶数CHに分配し、各チャンネルはそれを受けてアッテネータで調整するような動きになるのですが、さらにCH同士をリンクしてCVを共有することができるため、電気の流れる量もバラバラになり、完全に生き物のようなサウンドになります。しかもこれが絶妙にグルーヴにも影響します!
プリセットが保存できたら良いのに、、とは言わずに一期一会の出会いを楽しみましょう!タッチプレートは指先の水分量でも伝達率が異なるので、ライブで使えばリラックスしているリハと緊張している本番では違う音が出てスリリング、そして制作に使うならジャムって録音しまくっておくのが良いでしょう!

私が個人的に素晴らしいなと思った点は、Landscapeがこれを単なるオーガニックなノイズ/ドローンマシンではなく、8つのGate入力を備えた「リズムマシン」の体裁をとらせたことです。ぜひお手持ちのトリガーシーケンサーやArturia Beatstep Proなどで作ったパターンを突っ込んでみてください。目から鱗の音が出てきます。それを元のパターンに被せても、トラックにユニークな厚みが出て良いと思いますよ!