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Rock oN Power Push Products:8月ケーブル

2026.08.01

はじめまして!ケーブル担当ファジー日下部です!自身でもエレキギターを弾きながらレコーディングにも携わる立場から「ケーブルって本当に音変わるの?」という素朴な疑問に、できる限り根拠を持ってお答えしていきたいと思っています!
またハードウェアを自作してた経験から、単なるスペック紹介ではなく組み合わせや選び方など音作りの一つとしてケーブルを選ぶ楽しみを語れる担当を目指します!よろしくお願いします!

ORB PowerCable Pro Nova Gold
オススメポイント

・真空管アンプをお使いのギタリスト・ベーシストへ

真空管アンプは電源が音の出力に直結する構造を持っています。電源ケーブルを変えることの恩恵が最もわかりやすく出るのがこの用途です。付属ケーブルのままという方は、まずここから試してみてください。

・真空管搭載のマイク・マイクプリ・アウトボードをお使いの方へ

先述の通り、真空管を搭載したマイク・マイクプリやアウトボード類は、真空管パーツの特性上、電源の影響を受けやすい構造になっています。細かいことを言えば真空管アンプとは少し原理が違うのですが、直接影響を受けやすいという点においては同じです。真空管マイクについてはマイク本体ではなくPSU(パワーサプライ)への電源ケーブルが対象になります。特に増幅率が大きい機器ほどその影響は顕著です。


・トランジスタ系・デジタル系機器への電源環境を整えたい方へ

真空管系ほどダイレクトではありませんが、電源の安定性が音質の安定性に繋がるという意味での恩恵はあります。システム全体の底上げという観点で、電源周りを整えるきっかけとしてどうぞ。

電源ケーブルで音が変わるかどうか、という話をよく聞きますよね。まぁ色々な流派があって大きい声で言うのが怖い時もあるのですが、僕個人の考えとしては、変わります。ただし機器によって影響の出方と分かりやすさが全然違います。

その中でも真空管アンプがかなりわかりやすいです。
詳細な原理については割愛しますが、例えるなら3Dプリンターみたいなイメージです。

スキャンするもの → 入力する音
インク → 電源
出てきたもの → 増幅された音

え!?真空管アンプって入力した音が大きくなって出てきたんじゃないの!?って皆さんひっくり返られたと思うんですが、実はそうなんです。真空管アンプって少し特殊な構造をしていて、入力した音の信号で電源の流れをコントロールして出力しているので電源が出力される音の一部になっているのです。なので、どんなに良い原音を入れても、インクの質が悪ければ出てくるものが変わります。インクが悪ければガビガビのものや色むらがあるものが出てきたり、インク次第で味がしたり、鮮やかな色がついたりと。
真空管アンプはそういう構造なのです。だから電源ケーブルを変えることの影響がダイレクトに出やすいのです。

真空管搭載アウトボード・マイクプリも同じ理屈

真空管マイクプリや真空管搭載のアウトボード類は、「電源が出力の素材になる」わけではありません。ただし真空管パーツの特性上、電源をそのまま受けて動作するため、電源品質の影響が出やすい構造になっています。増幅率が大きい機器ほどその影響は顕著です。その他真空管を搭載したアウトボードでも同様のことが言える場合が多いです。

トランジスタ系は原理が違う

トランジスタ系・デジタル系の機器は真空管とは異なる原理で動作します。電源が直接音の出力に関わるわけではなく、電源の安定性が動作の安定性に繋がるという経路です。変わらないわけではありませんが、真空管系に比べると変化を感じにくいケースが多いです。


ではORB PowerCable Pro Nova Goldが選ばれる理由は

OFC導体にスズメッキ処理を加えることで導体の耐久性を高めつつ、導体間のストレスを低減しています。スズメッキは酸化しにくく、長期的な接触安定性に寄与します。
3芯撚り構造は各芯が発生する磁界を打ち消し合うことでノイズを低減し、さらに周囲への誘導ノイズも抑えます。シールドとは別のアプローチで「ケーブル自体がノイズ源にならない」設計です。
コネクターにはFURUTECH製のACプラグ・インレットプラグを採用し、宝飾用純度99.9%以上の24K金メッキを施しています。金は酸化しないため接触抵抗が長期にわたって安定します。

またORBはギター・マイク・ラインケーブルで長年プロ現場に使われてきたケーブルメーカーですので、電源専業メーカーではなくケーブルメーカーが作った電源ケーブル、という設計思想のバックグラウンドがあります。
2sqは取り回しの良さと低域から高域までのバランスを両立したモデルです。電源ケーブルを初めて替えてみる一本として、ハードルが低い選択肢になるかと思います。

これはORBに限った話ではないのですが、電源の違いというのは、デジタル系・スイッチング電源系の機器では変化を感じにくいケースがあります。もちろんそれらの中にもマイクプリやヘッドホンアンプなど様々な増幅回路が搭載されていたり、デジタル処理の安定性が上がった結果音質向上に繋がることもあります。
ただ、電源による変化がわかりにくい!という方には「まず真空管アンプで試してみて」と言いたいところです。その他、増幅率の多いマイクプリなども変化がわかりやすい分類の機器になるかと思います。
ですので「変わらない」ではなく「わかりやすい機器とわかりにくい機器がある」というのが正確な表現ですかね。

真空管アンプをお持ちの方はまず間違いなく試す価値があると思います。そこから気に入ったら3.5sq・5.5sqと太さを上げていくのも面白いですね。そういう入り口として2sqは最適なモデルです。

Power Cable Pro Nova Gold製品一覧はこちら

ファジー日下部
人類全員ファズ踏めばハッピー"をモットーにギターを弾いてますがマイクプリはクリーン系が好きです。
記事内に掲載されている価格は 2026年8月01日 時点での価格となります
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