IK MultimediaのリニアフェイズスタジオモニターiLoud Precisionの後継機である「iLoud Precision MKII」を、9月10日(水)に発売します。
iLoud Precisionは非常に高い人気と評価を受けたモニタースピーカーでしたが、iLoud Precision MKIIは、iLoud Precisionの性能を継承しつつ、最先端の技術を駆使してニアフィールドモニタリングを再定義するスタジオモニターです。
同社の25年以上に渡るデジタル信号処理の専門知識を基に設計され、最先端のDSPと洗練された電気音響設計を融合させることで、比類なき性能と精度を実現しました。
iLoud Precisionシリーズは高価格帯の競合製品でも珍しい、リニアフェイズクロスオーバーとタイムコヒーレント(時間的整合性)を有しており、正確で色付けのないサウンドを実現します。また、定評のあるARCシステムテクノロジーに基づくルーム補正システムが搭載されているため、ARCマイクを接続しボタンを押すだけで、シームレスなキャリブレーションが可能です。
そのサウンドは、非常にフラットで広帯域かつ一貫性のある特性をもたらし、スタジオモニターからコンシューマーデバイスまで、幅広いスピーカーシステムをエミュレートすることも可能。周波数特性だけでなく位相特性まで再現する独自の精度を誇ります。
すべての設定はmac/Windows用のARC Xソフトウェアで管理され、キャリブレーション、スピーカー設定、高度なオーディオ管理を直感的なインターフェースで精密に制御し、あらゆるスタジオ環境で最適なパフォーマンスを実現します。フロントLEDの色もARC Xソフトウェアからカスタマイズ可能です。
MKIIでは新たに、優れた明瞭度を実現する新設計のツイーターや、壁や天井への取り付けを容易にする改良されたマウントポイント、IKの新しいロゴを前面に配置したLEDなど、刷新されたデザインを採用。 さらに、次世代ARC Xソフトウェアとシームレスに統合され、あらゆるスタジオ環境のニーズに応える比類なき精度とカスタマイズ性をもたらします。
比類なき精度を実現する、アップグレードされたツイーター
革新的なグラフェン膜を採用して再設計されたツイーターは、軽量構造と強化された剛性を組み合わせ、優れた高域の明瞭度とクリアな音質を実現します。
イマーシブセットアップのための多様なマウントオプション
新しいマウントポイントにより、別売のブラケットを簡単に取り付け可能。Dolby Atmosスタジオやホームシアターなどのイマーシブオーディオ構成に柔軟に対応します。
洗練されたフロントLEDデザイン
IKロゴと一体化したスリムなフロントLEDが、機能的な照明とモダンなデザインを両立させ、スピーカーのプロフェッショナルな魅力を高めます。
ARC Xによる総合的なコントロール
付属のARC Xソフトウェアは、音響とボイシングの詳細な調整に加え、レスポンス、ディレイ、レベルなど、イマーシブシステムのセットアップとキャリブレーションを完全に自動で行うことができます。さらに、市場で最も人気のあるスタジオモニターの周波数特性と位相特性を再現することも可能です。
・5インチ超軽量コートされた紙製のミッドウーファー
・1.5インチ、高出力、低歪み、グラフェン強化テキスタイルドームツイーター
・135W RMS出力
・6.5インチ超軽量コートされた紙製のミッドウーファー
・1.5インチ、高出力、低歪み、グラフェン強化テキスタイルドームツイーター
・150W RMS出力
・2×5インチ超軽量コートされた紙製のミッドウーファー
・1.5インチ、高出力、低歪み、グラフェン強化テキスタイルドームツイーター
・175W RMS出力
付属品(3モデル共通)
・電源ケーブル
・USB-B to USB-A ケーブル
・クランプ付きARCマイク
・4個の高性能アイソレーションポッド