ネットで検索すると、いろいろな人の意見があり惑わされますが、録音での定番機種です。定番になるからには、例えある視点から見て最高のものでないとしても理由があります。
ミキシング用もマスタリング用もありません。ヘッドホンはヘッドホンの目的があります。
レコーディングに向いているのは、偽物の低域で中高域がマスキングされる事もなく、ドラマーがレコーディング時にモニターしてても飛ばない高耐入力、長時間つけていられる軽さと側圧、最初から47プラグ。
条件で比較すれば選択肢は他にも多々ありますが、これだけ普及しているのですから、音楽に携わる者であれば共通の物差しとしてだけでも手元に置く価値があると思います。
2015/11/12 00:58:47
by YRZ
業界標準ということで、持っていて損の無いヘッドフォンだと思います。
しかし、必ずしも良い音とは思いません。2ヶ月以上使用していますが、未だに今ひとつ好きになれない音質ですね。オーディオ歴40年以上のうちの父も「音悪い!」と言っていましたし。。。
ただ、空間の広がり具合は、はっきりしていて定位感とかは、掴みやすいです。音場全体がしっかり出ていると言えばよいのでしょうか。
住宅事情によりスピーカーから大きな音を常時出す事が困難で、モニターはもっぱらヘッドフォンと言う人にとっては、ヘッドフォンは2つ以上使用した方が無難だと思います。そのうち1つは、このヘッドフォンにしておいた方が良いでしょう。
私は、メインのヘッドフォンはゼンハイザーのHD-25を使用しているのですが、ミックスの最終段になったら、2つのヘッドフォンで聴き比べ、両方で納得いくように詰めています。
2009/04/10 07:08:17
by CLP
このレビューを見ている方はRock onさんのHPをご覧になっていると言う事ですので音楽家向けに書かせて頂きます。
素晴らしいヘッドホンです。
もし、スタジオレベルのヘッドホンをお持ちでない方は1日でも早く購入することをオススメします。
いわゆる「標準」ですのでコレを基準に音について話し合うと「音についての話し合いで食い違いが減る」と思います。
プロのスタジオでも一つ一つルームアコースティックは違いますしモニタースピーカーも違う事がありますので「ヘッドホンの音」の確認は非常に重要になって来ます。
この事を考えてもSONY/MDR-CD900STが標準から外れる事は「まず無い」と思います。
音を満足に出せない環境で無理にモニタースピーカーを購入するくらないならヘッドホンにお金をかける方がよいです。
冒頭部に「音楽家限定」と書いたのは単なるリスナーには向かないからです。
製作と鑑賞では目的が異なりますので鑑賞目的の方には向かないと思います。
しかし、「音楽製作をしている方の音楽鑑賞」には全く問題ありません。
このヘッドホンを購入して今まで聞いていた音楽を聴き直してください。
もっともっと音楽が楽しくなると思います。
2009/01/12 03:26:07
by stc
スタッフコメント