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サウンド・パーティクルズとは、少数から数百万の音源をバーチャルな空間に生み出す、スタンドアローンのソフトウェアです。パーティクル・システムというCGの技術に基づいて開発されました。例えば50の音響効果素材を読み込み、10,000の音源(パーティクル)を生成して3D空間に配置。動作、音量、音程、遅延、EQなどをランダムに適用のうえ、その再生をステレオや7.1.2chのファイルに書き出すことも簡単です。
ARTIST | PROFESSIONAL | ENTERPRISE |
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・最大100パーティクル生成 ・最大6chの仮想マイク |
・最大10,000パーティクル生成 ・仮想マイクのチャンネル数に制限なし ・バッチ処理 |
・パーティクル生成数に制限なし ・仮想マイクのチャンネル数に制限なし ・バッチ処理 ・ADM対応(ベッド+オブジェクト) ・CGIインポート |
独自の処理エンジンが再設計されて、大幅のレベルアップを果たしました。実測値でも最大20倍の高速化を実現しています。
微妙な処理から本格的なサウンド加工まで、お気に入りのVST3プラグインを使用できます。
プロジェクトをADMファイルでエクスポートすることで、劇場公開にも適した最大限の空間解像度を実現できます(Enterprise版)。
オブジェクトの最大数を指定のうえ、どのパーティクルをオブジェクトとして、又はベッドとして処理するかを選択可(Enterprise版)。
シンセ、サンプラー、ドラムマシンなどのプラグイン音源を起動して、パーティクルに割り当てます。ピアノ演奏もリスニング空間を周回。
5.1chマイクの配置や音源への動作追加など、ユーザーが書く指示を内蔵のAIアシスタントが処理します。
Sound Particlesは、コンピュータ・グラフィックの概念に基づいて、少数から数百万の音源をバーチャルな3D音響空間に生み出す、スタンドアローンのソフトウェアです。
パーティクル(小片、粒子)とは、製品上の仮想空間で生成および配置される各音源のことで、数量は任意です。同じ空間内に設定されるバーチャル・マイクが、パーティクル全ての音声や動作を捉え、2Dまたは3Dで出力します。つまり「3D空間内の各オブジェクトを、バーチャルのカメラがキャプチャする」という、CGの仕組みと同様です。
戦場のサウンドを作るとしましょう。手元の効果音ライブラリから戦争関連のWAVファイル×50を取り込み、10,000ものパーティクル = 音源を生成して、1平方マイル上に配置。このように設定した音響空間全体を、ファイルとして書き出します。
その際に空間を"キャプチャ"する、バーチャル・マイクの出力フォーマットは、ステレオ、5.1ch、Dolby Atmos®︎互換の7.1.2chベッドも選択可能です。
図のオレンジ色の粒子、1つ1つがパーティクルであり、音源です。中央の白い表示は、5chのバーチャル・マイクです。
各パーティクルは、取り込んだ戦争関連サウンドのうち1つを、無作為に選んで再生します。あるパーティクルが最初の音声ファイルを再生すると、別のパーティクルが次のファイルを続けて再生します。1平方マイル内の配置も、無作為です。
もっと面白い処理を作るには、パラメータを追加します。動作や速度の他、ランダムな音量、遅延、EQ、音程等の変化を適用します。
配置したバーチャル・マイクは、空間全体のサウンドを捉える役割です。マイクの位置、方向、パーティクルの配置も反映します。すべてのパーティクルによる音声は、マイクまでの距離による減衰、音源の速度、ドップラー効果などの要素を加味のうえ、レンダリングされます。
入力音源を元に、一度の処理で数千もの音源を生成。しかも操作は簡単です。
広大な3次元空間において、音源の配置と動作を自由に設定できます。
アニメーションやビジュアル・エフェクトからの3D情報を取り込み、音源操作に使用可能。
わずか数クリックで出力チャンネルを変更。モノラル、9.1.6、最大6次のAmbisonicsなど、あらゆるフォーマットに対応します。
ボーカルの音程、ゲイン値、配置などにランダム処理を試すと、インスピレーションや予想外の結果を得られるかもしれません。
1つの音声ファイルを、数千もの層による音声素材に変換。群衆、アンビエンス、戦場、重厚なハーモニーのサウンドを数秒で生成します。
作り出した3D音声空間に複数のマイクを追加して、様々な角度や視点からのサウンドを収録します(Artist版は最大6ch)。
任意のフォーマットにセッションを書き出すうえで、音響空間を収録するバーチャル・マイクをCGカメラのように動かすこともできます。
デッカツリーやORTFのようなステレオのマイク設定も可能。正確なゲイン値とタイムベースのパンニングを実現します。
オブジェクトのメタデータをDAWに出力。音響効果向けの高解像度で、パーティクルをオブジェクトに変換します(Enterprise版)。
スマートフォンをレーザー・ポインターとして使い、3D空間に音源を簡単かつ楽しく配置できます。
作業内容をバイノーラルにレンダリングすれば、ヘッドフォンを使ってセッションを3Dで聞くこともできます。
最大6次のAmbisonicsに対応。読み込みや書き出しも可能です。
ユーザーのHRTF情報であるSOFAファイルの読み込み可能。プリセットも用意されています。
Ambisonicsフォーマットでの作業内容を、あらゆるスピーカー設定やヘッドフォンでリアルタイム出力できます。
例えば広大な戦場や、周囲に響き渡る1,000人の太鼓演奏。パーティクルと称する数千の音源を生成のうえ、同時再生します。
物理ベースの挙動や変動要素(モディファイア)を適用し、各音源に多様さを付加。心理音響的な効果も高められます。
所有している音響効果素材を管理したり、175,000ものSFXファイルにアクセスできます(要サブスクリプション)。
30秒の素材をエンドレスな音声クリップに変換することもできます。繋げたり、コピー/ペースト作業は不要です。
数十もの音声ファイルや、そのバリエーションをクリックして生成できます。予告編やサウンドライブラリにも最適でしょう。
ランダム要素もコントロールしましょう。各パラメータ値の無作為な変動をカスタマイズできます。
制作している音響空間を、様々な画面で表示。360度、Top、Front、Sideなど、さまざまな角度からミキシングを確認できます。
トラックやマイク設定を保存できます。プロのエンジニアによる100以上のプリセットも、数クリックで呼び出し可能。
ベース・マネージメント、高度なマトリクス機能、バイノーラル設定、遅延補正などによって、あらゆる空間に作業内容を適応させます。
3Dオーディオ・エンジンの輝くスタンダード。さらに機能が追加されたうえ、前バージョン比で最大20倍の高速処理を実現しました。
バーチャル・マイクを使って、音声空間における視点を直感的に試せます。車両のサウンドを前方、後方、上方から聞いてみましょう。
画像の対象に音声を配置したり、動画内の項目に音源を割り当てることができます。
システム要件 | OS環境: macOS 10.15〜(Appleシリコン搭載環境にネイティブ対応) Windows 10〜 CPU:4コア以上 |
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