AKGを代表するマイクロホン“C414 XLS”と同一のダイヤフラムを採用しながら、選りすぐった機能をバランスよくまとめてコストパフォーマンスを高めたモデルです。
C314についてのレビューは、4m:01s頃から〜
1インチの大口径ダイヤフラムを搭載。極めてフラットな特性を持ち、ミュージシャンの表現する繊細な質感や感情までも余すことなく忠実に再現します。また、電気回路設計を見直すことで、極めて低いセルフノイズを実現。広いダイナミックレンジで、高域から低域まで密度の濃い録音が可能です。
コンピューターでマッチングした2枚を平行に配置する、デュアル・ダイヤフラム構成を採用。指向性を高い精度でコントロールすると同時に、近接効果の影響を大幅に抑制します。ダイヤフラムはサスペンションで支えられ、振動ノイズの対策も万全です。
指向性はカーディオイド、スーパーカーディオイド、無指向、双指向の4段階から選択が可能。スペースが限られた場所や複雑なマイキングが必要な楽器のレコーディングなど、様々な状況で外来ノイズの影響を抑えたピュアな収音が可能です。また、ダイナミックレンジを最大化することでヘッドルームを確保。過大入力を警告するオーバーロードLEDと-20dBのパッドも装備し、ボーカルやピアノはもちろん、音圧の高いエレキギターやドラムまで幅広い音源に対応可能です。スタジオユースだけでなく、ライブシーンでも活用できます。
2重のメタルメッシュグリルでダイヤフラムを保護すると同時にRF干渉への耐性を高めています。また、耐久性が高く傷が目立たないメタルボディーを採用しています。本体の側面に、近接効果を抑制するローカットフィルターのON/OFFスイッチも装備しています。ラインナップには厳密にマッチングを行ったステレオペア(C314/ST)を用意しています。
原音の微細なニュアンスまでありのままに再現する極めてフラットな周波数特性を実現。指向性を4段階から選択でき、状況に応じた精度の高い収音が可能です。また、大音量にも余裕をもって対応できるため、スタジオだけでなくライブシーンなど多用途に活躍します。
形式 | コンデンサー型 |
---|---|
指向特性 | カーディオイド/スーパーカーディオイド/無指向性/双指向性 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
開回路感度 | −34dB re 1V/Pa |
最大音圧レベル | 135dB SPL(パッドOFF、THD 0.5%) |
等価雑音レベル | 8dB SPL(Aウェイト) |
パッド | 0/20dB |
ローカットフィルター | Flat/100Hz(12dB/oct) |
インピーダンス | 200Ω以下 |
電源 | ファンタム DC44V~52V/ 3mA以下 |
端子 | XLR(3P) |
寸法(W×H×D) | 55×160×43mm |
質量 | 300g |
付属品 | ショックマウント(H85)、 マイクホルダー(SA60)、ウインドスクリーン、キャリングハードケース |
スタッフコメント