7 Seriesは極めてコンパクトで設置場所を選びません。設計を一から見直すとともに外部のパワーアンプで駆動するパッシブ型とすることで、本体サイズを大幅に削減。設置スペースの制約を受けずに好みの位置に配置できます。特にLSR705iは幅151mm、高さ268mmと小さく、モニター等を見ながら作業を行なう際に視線との干渉を最小限に抑えることが可能です。パワード・スピーカーと異なり、スピーカーごとに適切な電源を用意し、太い電源コードで接続する必要もありません。また、前面にバスレフポートを搭載しているため、背面を壁に近接して設置することもできます。金具取付ポイントも複数装備し、壁や天井等への設置にも対応します。
7 Seriesは、原音の再現性を極限まで高めるために、最先端のテクノロジーを結集しています。高域には新たに開発した1インチ環状ポリマー製ダイヤフラムを搭載したコンプレッション・ドライバーを採用。高出力・低歪率で、36kHzまで伸びる優れた高域特性を獲得しています。
低域ドライバーも新たに開発され、大音圧の連続時も音質の変化を最小限に抑え、超低音も明快に描き出します。また高域には、最上位スタジオモニター「M2」のために開発した、イメージコントロールウェーブガイドを搭載しました。
音像の再現に優れ、スピーカーの外側に延びるほどの広いステレオ音場を再生します。中央の音像はこれまでになく明確になり、音場の奥行きや音像の大きさを的確に把握できます。細部の描写能力も高まり、高密度のミックスの中でも音源の微妙な変化や音場の空気感をエンジニアに伝えます。
リスニングポイントが広いため、スピーカーの軸外でも音質やバランスを正確に決定可能です。LSR 7 Seriesは、内蔵ネットワークでの駆動はもちろんバイアンプ駆動も可能で、「M2」と組み合わせて使用した際も音色の整合性を損ないません。
7 Seriesは、AMCRON製のパワーアンプ“DCi Series Network”と組み合わせて、最高の性能を発揮します。Windows PC上の“Audio Architect”ソフトウェア※1から“DCi Series Network”を制御することで、イコライザーの調整やプリセットの切り替えを簡単に行うことができ、作品やエンジニアの好みによる音質の変更を容易に管理できます。
また“Audio Architect”ソフトウェアから複数のスピーカーを一元管理することも可能で、マルチチャンネルのシステム構成時も、スピーカーのチューニングを簡単に統一できます。さらに、“DCi Series Network”のマルチチャンネル・モデルを使用すれば、複数のLSR 7 Seriesを1~2台のパワーアンプで駆動可能。システムをシンプルに構成できるため、ノイズや不具合の発生するリスクを軽減できるうえ、設置スペースも抑えられます。
◇推奨環境
OS:Windows 7/8.1(いずれも64bit)
CPU:64bitデュアルコア@2.5GHz以上
RAM:8GB以上
◇最小環境
OS:Windows Vista/7/8.1(いずれも64bit)
CPU:64bitデュアルコア@2.0GHz以上
RAM:2GB以上
形式 | 2-Wayフルレンジ |
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周波数レンジ(-10dB) | 35.5Hz~36kHz |
指向角度(水平×垂直) | 110゜×90゜ |
最大音圧レベル(1m) | 114dB SPL(ピーク) |
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