HeartBreakerは、ブリティッシュ系アンプのサウンドを凝縮したプリアンプとして開発されました。
3バンドEQと、接続先によって設定が変えられる3-way「VRMスイッチ」により、様々な接続環境に対応します。
幅広いゲイン・レンジを持つ本機は、クリーンからパリっとしたトップが心地よいクランチ、そしてブリティッシュ系の醍醐味でもあるザクザクした歪みまで1台で鳴らす事ができます。
特筆すべきはラインで使用した時のサウンドで、「SE2 テクノロジー」を搭載する事で「ライン特有のサウンドの薄さ」を感じさせず、IRなどキャビネット・シミューレーターとの相性が良いサウンドを出力します。
HeartBreaker最大の特徴の1つは、サチュレーション具合を調整する「MASTER」コントロールです。
アンプのマスター音量を上げ、パワーアンプがドライブし始めた時に発生するハーモニクスや歪み感を再現します。
そのため、入力ゲインでは得られない、ファットなパワー感をサウンドにプラスできます。
これはライン録音だけれなく、デジタルアンプやトランジスターアンプと接続する事で、生々しく艶やかなサウンドに変化させることができます。
MASTER
サチュレーション量を調整します。チューブ型パワーアンプの音量を上げた時のようなファットなハーモニクスが得られます。
VRM スイッチ
接続する機種に応じたサウンドのキャラクターを選択します。
・R(Raw):高域の効いたシャープなサウンド。アンプのリターンやパワーアンプに接続する際にお勧め。
・M(Modern):モダンな高域のキャラクターの、アグレッシブなサウンド。
・V(Vintage):クラシックなオーバードライブ。Fender やMarshall 等のクラシックなアンプに接続する際にお勧め。
SE2( Studio Environment Emulation)テクノロジー
ライン録音時に「ライン特有のサウンドの薄さ」を感じさせず、IR などキャビネット・シミューレーターとの相性が良い
サウンドを出力するサウンド・デザイン。Heart Breaker にマッチするIR も用意されています。
寸法 | 10 x 12 x 5.5cm |
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重量 | 390g |
電源 | 9V / センターマイナス 最大消費電流100mA |
入力インピーダンス | >1MΩ |
出力インピーダンス | <1kΩ |
スタッフコメント