「BaseTwo25システム」は、以前のモデル、Base One25優れた特性を持ちながらもよりパワフルで、ディティールのあるローエンドを実現するベースエクステンション・システムです。
昨今のプロダクションではローエンドのモニターが非常に重要とされる傾向があります。Amphionのスピーカーと組み合わせると、正確な位相特性とワイドな周波数レンジを持った最高の3wayモニターシステムが完成します。
低域の正確な再生と判断が重要となる映画、放送においても素晴らしい結果をもたらします。特に現代のマルチチャンネルやAtmosアプリケーションに有用です。
このフルレンジタワー・ユニットは、20Hzのスーパーローまでを十分に再生する能力を持ち合わせています。2×10インチのウーファーと、マッチングさせた2×10インチのラジエーター(下)を、キャビネットの両側で背中合わせにマウントしています。
これはフォースキャンセリングウーファーというシステムで、ラップトップのような小型のスピーカーシステムから、このBaseTwo25のような大型のシステムまで広く採用されているシステムです。これは振動及びディストーションの低減に加え、優れた位相特性を持った設計です。
この2基の大きなスピーカーユニットをドライブするパワーアンプユニット、BaseAmp1200は700Wx2chのアンプと、クロスオーバー選択(40、60、80、100Hz)とアッテネーターを備えており、Amphionのディスクリートフィルタリングモジュールを搭載してより正確な動作特性を持っています。
また、BaseTwo25は単なるサブウーファーとしてでなく、ミッドレンジの明瞭度を向上させてサウンドの処理能力を向上させる効果もあります。これは、低域がモニターからベースエクステンダーに伝達される際の相互変調歪みの低減によって実現されています。
Base Two25とAmphionスピーカーのコンビネーションは、すべてのサウンドクリエイターの求めるモニターサウンドへの回答として理想的なものとなるでしょう。
BaseTwo25 | 付属品:パワーアンプ(BaseAmp1200、スピコンケーブル) ドライバー:10″ aluminium woofers with 10″passive radiators クロスオーバーポイント:Active 4th-order, selectable @ 40, 60, 80, 100 Hz 寸法:360 x 958 x 386 mm 重量:32kg x 2本 |
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BaseAmp1200 | 出力:2 x 700W @ 1% THD, 4 Ohm THD + noise:@10W: 0,0025%、@100W: 0,0015% クロスオーバーポイント:Active 4th-order, selectable @ 40, 60, 80, 100 Hz ダイナミックレンジ:127dB (A) 寸法:483 x 88 x 260 mm 重量:6kg |
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