飛澤正人の一刀両断レビュー
高域が良く録れており、小気味の良いマイクですね。今回は離して収録していますがTLM102はオンで録ったとしても少しハイ上がりな印象になると思いますので多少音源を選ぶかもしれませんね。ですが、中高域のレスポンスが抜群にいいので、ボーカルをシャキッと録りたい時やアコギのストロークなどではNo EQ でいけるぐらいのヌケの良さ、そしてスピード感を持っています。音の輪郭をしっかりと捉える力は「さすがノイマン」っていう感じですね。
※本製品のカラーはブラックです。
TLM102で収録したサウンドをチェック!
TLM 102の新開発の単一指向性ダイヤフラムは、144dBもの音圧に耐えることができ、パーカッションをはじめ、ドラムやアンプのフロントマイクなどにも使用することができます。また、音圧のない楽器に対しても、非常に高い立ち上がり特性で応えます。6kHzより上をブーストすることで、ボーカルがミックスの中に埋もれることを防いでいます。6kHzまでの周波数特性は非常にリニアで、低域のレンジに不要な色づけはされていません。
カプセルはハウジングからアイソレートされており、外部からの振動の影響を受けにくい構造になっており、ボーカル、スピーチに有効となるポップスクリーンを内蔵することでセッティングもとても簡単です。TLM 102は、高いコストパフォーマンスとフレキシブルなアプリケーションへの対応が可能です。
※写真にあるケーブル、スタンド、スウィーツは、付属しておりません。
スタッフコメント