ngOmniBoxは、WesAudioの卓越した技術と音楽的な感性を結集し、複数のアナログ・プロセッシングを緻密に融合させたステレオ・ミックス&マスタリング・プロセッサーです。
パッシブEQ、バスコンプレッサー、サチュレーション、クリッパー、ステレオWidthプロセッシングを統合し、ミキシングからマスタリングまでのワークフローを、デジタルリコールに対応した1台のアナログ・プロセッサーで実現します。
各プロセッシングブロックは個別にON/OFF(バイパス)の切り替えが可能。制作で求めるサウンドに合わせて柔軟にシグナルチェーンを構築でき、EQとコンプレッサーの処理順序も入れ替えられます。さらに、専用の入出力ステージと外部インサートポイントを備え、外部のアナログアウトボードを組み込んだシステムにも柔軟に対応します。
ngシリーズならではのデジタルリコール、プラグインによるコントロール、オートメーションに加え、A/B/C比較機能や、LCDによる詳細なパラメーター表示、DAWプラグインとのシームレスな連携を実現。アナログならではの音質とシグナルパスを維持しながら、デジタル環境の利便性と操作性を融合し、ミックスからマスタリングまで、幅広い制作ワークフローをサポートします。
ngOmniBoxは、ミックスやマスタリングの仕上げに必要な多彩なアナログプロセッシングを、1台に集約したステレオ・プロセッサーです。音色の調整からダイナミクスのコントロール、倍音による質感の付加、ピーク処理、ステレオイメージの調整まで、さまざまな処理を1台で行えます。
各プロセッシングブロックは個別にON/OFFを切り替えられるほか、EQとコンプレッサーの処理順序も入れ替え可能。処理の組み合わせや順序を柔軟に変更することで、素材や楽曲の方向性に合わせたシグナルチェーンを構築できます。複数のアナログ機器を組み合わせるシステムと比べて、信号経路をシンプルに保ちながら、幅広い音作りに対応します。
ngOmniBoxは、アナログ回路による各プロセッシングブロックの設定のデジタルによるフルリコールに対応。セッションを開き直した際に保存した設定を再現できます。複数の楽曲やミックスを並行して進める場合にも、設定を手動で再調整する手間を軽減します。
さらに、主要パラメータのオートメーションにも対応し、楽曲の展開やセクションに応じた緻密な設定変更が可能です。従来のアナログ機器では手動操作が必要だったパラメータの変化も、DAW上でカーブを描いてノイズなくコントロールできます。アナログプロセッシングならではの音質と、設定の再現性やオートメーションが求められる現代のハイブリッド制作環境を両立します。
ngOmniBoxの処理チェーンに入る信号を制御します。TRIMでステレオ入力レベルを調整し、LEDメーターで左右の入力レベルを確認できます。
内蔵HPFは、後段の処理前に不要な低域成分を除去します。TRIMの後、HPFの前に配置された専用バランス入力インサートにより、外部アナログプロセッサーを信号経路へ直接組み込めます。
広い帯域を音楽的に整える完全アナログのパッシブEQです。LFとHFそれぞれのコントロールで、低域・高域の周波数とゲインを独立して調整できます。
FLIPでEQとバスコンプレッサーの処理順序を切り替えできます。
アナログのステレオバスコンプレッサーがダイナミクスを制御し、ミックスバスの一体感と最終的な音作りを実現します。THRESHOLDで圧縮が始まるレベルを設定し、MIXでドライ信号と圧縮信号を混ぜてパラレルコンプレッションを行います。MAKE UPで圧縮後の出力ゲインを補正します。専用コントロールでアタック、リリース、レシオ、サイドチェインフィルターを選べます。LEDゲインリダクションメーターは圧縮量を表示します。
EQやコンプレッサーとは独立して、アナログサチュレーションと倍音の質感を調整できます。クラシックなテープサチュレーションを思わせる特性で、信号を強くドライブするほど密度、温かみ、倍音が徐々に加わります。DRIVEを高くすると、微妙な色付けから明瞭なサチュレーションや歪みへと変化し、穏やかな補強にも積極的な処理にも使用できます。
処理の最終段でピークを制御し、トランジェントを調整してラウドネスを高めるアナログクリッパーです。CLIPでクリッピング量を調整し、LEDメーターで動作状況を確認できます。INスイッチでクリッパーを有効化またはバイパスします。
処理済み信号のステレオイメージを制御します。WIDTHでステレオ幅(Side信号の量)を調整します。HPFは、Side信号全体に適用するハイパスフィルターのカットオフ周波数を設定します
Widthセクションを有効化またはバイパスします
ngOmniBoxから出力される最終信号を制御します。TRIMでステレオ出力レベルを精密に調整し、LEDメーターで左右の出力レベルを確認できます。専用出力インサートにより、信号チェーンの最終段へ外部アナログプロセッサーを組み込めます。INSERT M/Sは、出力インサートを通常のステレオ動作とMid/Side動作の間で切り替えます。
ngOmniBoxの処理チェーンをバイパスし、処理済み信号と未処理信号を直接比較できます。
入出力メーター、パラメーター値、現在の設定など、本体の動作状況を明確に表示します。フロントパネルで変更したパラメーターが画面に直接反映され、精密な調整と確認ができます。
3つの専用ボタンで、異なるngOmniBoxのセッティングを即座に切り替えます。完全なアナログ信号経路を維持しながら、本体から異なる処理構成をすばやく比較できます。
電源ケーブルを接続し、本体に商用電源を供給するためのソケットです。
地域の電気規格に合わせて、動作電圧を115 V(60 Hz)または230 V(50 Hz)に切り替えられます。損傷を防ぐため、選んだ電圧に適したヒューズを必ず使用してください。使用地域の電源に合わせて電圧セレクターを変更する前に、適切なヒューズへ交換してください。これにより、安全性と性能の仕様内で動作します。
個別識別番号です
GCon管理用のUSB (2.0以上) に対応するポートです
UDPプロトコルによるGCon管理用ポートです(単一サブネット内のLAN)
左右それぞれに独立したバランスSEND/RETURN端子を備え、信号チェーンの最終段へ外部アナログプロセッサーを組み込めます。StereoまたはMid/Sideモードで動作します。
ステレオ信号の右チャンネル用バランスXLR入力・出力端子です
左右それぞれに独立したバランスSEND/RETURN端子を備え、ngOmniBoxの信号経路へ外部アナログプロセッサーを組み込めます
ステレオ信号の左チャンネル用バランスXLR入力・出力端子です
| THD+N (1 kHz, 0 dBu, all sections OFF) | <0.003% |
|---|---|
| THD+N (1 kHz, 0 dBu, all sections IN) | <0.015% |
| Frequency response | 10 Hz – 40 kHz (-1 dB) |
| Input impedance | >10 kΩ |
| Output impedance | <50 Ω |
| Crosstalk | >100 dB |
| Max input level | +26 dBu |
| Max output level | +26 dBu |
| Power consumption (MAX) | 22 W |
| Compressor attack – FAST | 0.1 ms |
| Compressor attack – SLOW | 30 ms |
| Compressor release – FAST | 100 ms |
| Compressor release – MID | 0.6 s |
| Compressor release – SLOW | 1.2 s |
| Compressor ratio – LOW | 1.5:1 |
| Compressor ratio – HIGH | 10:1 |
| Sidechain HPF | 60 Hz / 90 Hz / 150 Hz |
| Input insert | Electronically balanced; located after INPUT TRIM and before HPF |
| Output insert | Electronically balanced; selectable STEREO / M/S operation; located immediately before OUTPUT TRIM |
| Unit Dimensions | 88x483x235mm |
| Box Dimensions | 550x380x270mm |
| Unit Weight | 4,4 kgs |
| Box Weight | 7 kgs |
| Case Rack | 2U |
スタッフコメント