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ZOOMが32bitフロート対応ハンディレコーダーのフラッグシップモデル『H6studio』を発表!プリアンプ4基と大口径XYステレオマイクを搭載

2025.08.19

ZOOMがEIN-127dBuの超低ノイズプリアンプ4基と19.4mmの大口径XYステレオマイクを搭載する、スタジオ品質の32bitフロート対応ハンディレコーダー『H6studio』を発表しました!

『H6studio』は、スタジオグレードのプリアンプ、大口径ステレオマイク、ゲイン調整可能な32bitフロート録音、ファンタム電源対応の4つのXLR/TRS入力など、プロフェッショナル向けフィールドレコーダーのFシリーズに最新のマイクカプセル交換システムを備えた、ZOOMハンディレコーダーのフラッグシップモデルです。32bitフロートの音質で、最大8トラック(6トラック+Stereo Mix)の同時録音が行うことができます。

8月下旬発売で、ただいま予約受付中です!

Fシリーズ品質の超低ノイズプリアンプを4基搭載


4系統のXLR/TRSフォーン入力には、Fシリーズと同じEIN -127dBu超低ノイズ設計の高品質プリアンプを搭載。デュアルAD回路と32bitフロート処理の組み合わせにより、132dBの圧倒的なダイナミックレンジを確保。大音量でも音割れなく、微小な音でも高いS/N比を実現します。

19.4mmの大口径XYステレオマイク

直径19.4mmの大口径ダイアフラムを搭載するステレオマイクには、二つのマイクのダイアフラムを直線上で交差させるXYステレオ方式を採用。左右の位相差をなくすことで、明瞭で立体的なステレオ音像が得られるとともに、AB方式や擬似XY方式のような「中抜け」感を排除できます。

また、最大140dB SPLの耐音圧設計により、爆発音や大きなエンジン音も歪みなくクリアに収音。スタジオクラスのプリアンプとの組み合わせにより、マイク一体型レコーダー史上最大(当社比)となる123dBのダイナミックレンジを実現。全帯域でのフラットな周波数特性により、極めて正確なステレオ収音を可能にしました。

ゲイン調整ノブと32bitフロートで、懸念のない録音を


クリップの心配から解放されるものの、ポストプロダクション(録音後にDAW等で音量調整)が必要な”32bit Float”フォーマット、ポストプロダクションが不要なものの、録音時に注意深いゲイン調整が必要な”16/24bit Fixed”フォーマット。どちらも一長一短ですが、32bit Floatとゲイン調整を組み合わせれば、もはや何の懸念もありません。また、専用のフォーマット切替スイッチも搭載しており、録音現場の条件によって臨機応変に対応できます。

接続機器を選ばない入力端子

4基のロック機構付きXLRおよびTRSフォーン入力は+4dBuのラインレベルに対応し、PAミキサーや業務用カメラのライン出力を直接入力できます。+48Vファンタム電源にも対応し、コンデンサマイクも直接接続可能です。また、3.5mmステレオミニのLINE/MIC IN端子はプラグインパワー供給に対応し、ラベリアマイク(ピンマイク)などの接続も可能です。

●主な特長
・6チャンネル入力、最大8トラック(6トラック+Stereo Mix)同時録音
・EIN-127dBuの超低ノイズプリアンプを搭載する、4つのXLR/TRSフォーン入力
・19.4mm大口径ダイヤフラム採用のショックマウント機構付きXYステレオマイク
・入力レベルのマニュアル調整が可能なGAINノブ
・専用スイッチで切り替えられる2つの録音モード(32bit Floatと16/24bit Fixed)
・最高192kHzサンプリングレートの高音質録音
・ラべリアマイクも使用できる、ステレオミニのマイク/ライン入力(プラグインパワー対応)
・カメラに直接音声を送るラインアウトと、ボリュームコントロール付きヘッドフォン端子
・ピークを先読みしてオーバーロードを未然に防ぐAdvancedリミッター

GUEST
ソフトウェア愛に溢れたRock oNスタッフ達
記事内に掲載されている価格は 2025年8月19日 時点での価格となります
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