米国ロサンゼルスを拠点に独創的な電子楽器を生み出すWhimsical Rapsより、第1弾となるシンセサイザー「Atrium」が発売しました!Atriumは、指先のジェスチャーと演奏に応じて有機的に変化するサウンド・システムを融合した5ボイスのポリティンバー・アナログ・シンセサイザーです。
Whimsical Rapsはミュージシャンが、このテックの時代をそれぞれの音楽で物語るための楽器をつくることをその活動の核に据えています。もともと芸術的な表現として始まったその活動は、Eurorackモジュラーシンセサイザー「Mannequins」へと発展。Mangrove、Three Sisters、Just Friends、Cold Macなど、従来のカテゴリーにとらわれないモジュールを生み出しながら、約10年にわたり電子楽器の新しい可能性を探求してきました。
その探求の先に生まれたのが、直感的なジェスチャーとダイナミックなシステムが出会う新しい電子楽器「Atrium」が登場!
人の直感的なジェスチャーとダイナミックに変化するシステム。その出会いから、作曲すること、表現すること、そして演奏することに新しい方法を提示する。それがWhimsical Rapsの一貫したアティチュードです。


Whimsical RapsがMannequins Eurorackシリーズで10年にわたり探求してきたモジュラーシンセのアイデアをもとに、ポリフォニーの可能性を新たな視点から広げています。
5つのアナログ・ボイスには、それぞれ異なる音色や動きを与えることができます。3種類のティンバー・モードとローパスゲートに加え、アナログ・フィルター、BBDディレイ、フィードバックを組み合わせたSpectreセクションによって、複雑でクリエイティブなサウンドを作り出せます。
モジュレーションは自由に組み合わせることができ、リアルタイムの操作もジェスチャーとして記録できます。触れる、滑らせる、押すといった動作そのものが音の変化につながり、その動きを繰り返したり、さらに変化させたりしながら演奏できます。
フェーダーやノブ、メカニカルキー、マルチタッチ・プレートによる、直感的で触覚的なインターフェースを採用。スクリーンに頼ることなく、手の動きと楽器の反応をダイレクトに感じながら、音と向き合うことができます。Atriumは、奥深く探求できる一方で、最初に触れた瞬間から音を出し、演奏を始められる楽器です。

Atriumの中心にあるのは、身体的な「ジェスチャー」です。タッチプレートを指で弾く、なぞる、滑らせる。ノブやスライダーを動かして、音程や音色を変化させる。こうした手の動きが、そのままAtriumの演奏になります。
Atriumには5つのジェスチャー・レコーダーが搭載されており、複数のパラメーター操作を同時に記録できます。記録したジェスチャーは、自由な長さで再生することも、クロックに同期させることも、別のジェスチャーと連動させることもできます。
LFO、Contour、Clock、CVなどのモジュレーション・ソースは、さまざまなパラメーターへ自由にマッピングできます。ポリフォニックLFOの位相をボイス間でずらせば、同じモジュレーションでも5つのボイスが異なるタイミングで変化し、ストラムやアルペジオ、ポリリズムのような動きが生まれます。
Atriumでは、身体的な演奏と、記録された動きやモジュレーションが一体となります。動きを重ね、繰り返し、変化させながら、その人だけの演奏方法をクリエイトしていくことができます。

Atriumには、ウェーブシェイピングを備えた5つのアナログ・オシレーターが搭載されています。
さらに、サブオクターブとノイズを組み合わせるWAVE、複雑な倍音を生み出すFM、Mannequinsのフォルマント・オシレーター「Mangrove」のアイデアを発展させたFORMという、個性豊かな3つのシンセシス・モードを備えています。
各ボイスには、3モードのローパスゲートと、ループ可能なポリフォニック・エンベロープ「Contour」を搭載。Stretchでは、ボイス間のエンベロープ周期を相対的に伸縮させ、ポリリズミックな重なりを作り出すことができます。
Spectreは、3基のアナログ・バンドパス・フィルターと2基のBBDディレイによる、Atriumの共鳴体とも呼べるセクションです。アーチ状のタッチプレートで周波数を直感的に動かし、その状態をLensシーケンサーへと記録できます。フィルター、ディレイ、フィードバックが滑らかに姿を変えながら、5つのボイスをひとつの共鳴体へと変えていきます。5つのボイスの低域をまとめて調整できるLow Cutも搭載。