ニュース

MOTU Digital Performer 12(DP12)が販売開始!

2026.09.25

米MOTU社が開発、製造するプロフェッショナルDAWのDigital Performerの新バージョンとなるDP12の販売が開始しました!6年ぶりのアップグレードとなるDP12では、Dolby Atmos制作に対応しDolby Atmos Rendererを標準搭載。
さらにAIによるステム分離機能や、アレンジメントストリップの実装など、革新的機能とともにユーザーからのフィードバックを受けた多数の刷新が加えられています。

●DP12 新機能
・Dolby Atmosイマーシブミックス ─ 最大128チャンネルの3Dパンニング、内蔵レンダラーによるリアルタイムミックス、ADMファイル書き出し、バイノーラルモニタリングに対応
・AIステム分離 ─ ステレオ音源をドラム、ベース、ボーカル、ギター、ストリングス、ブラスの各トラックに分離
・アレンジメントストリップ ─ セクション単位のドラッグ操作で、全トラックの楽曲構成を一括再構成
・トラックプリセット ─ I/O、EQ、プラグインチェーンを含むトラック設定の保存と呼び出し
・他のDAWのキーコマンド読み込み ─ Pro Tools、Cubase、Nuendo、Logic、Liveのキーセットに対応。作業内容ごとのキーセット切り替えも可能
・MusicXML読み込み ─ Dorico、Sibelius、MuseScoreなど楽譜作成ソフトウェアとの双方向連携
・数十項目のワークフロー改善 ─ タグと検索、ワンクリックのトラックフリーズ、MIDIコントローラー管理、インラインヘルプなど

Digital Performer 12 の主な新機能

Dolby Atmosイマーシブミックス:制作から納品までDP12で完結

DP12は、Dolby Atmosフォーマットでのミックス、レンダリング、書き出しに対応しました。Apple Music® やTidal® などのストリーミングプラットフォーム向けの楽曲イマーシブ版から、映画作品における3Dサウンド、ダイアログ、音楽のミックスまで、コンセプト段階から最終納品までの工程をDP12内で完結できます。

最大128チャンネルの3Dパンニング

従来のチャンネルベースのサラウンドフォーマットとは異なり、最大128チャンネルのオーディオを3D音場内の任意の位置に、高さ(エレベーション)を含めて配置できます。完成したミックスは任意のスピーカー構成に展開できるほか、一般的なヘッドホンで再生可能なバイノーラル(3D)ミックスとしても出力できるため、サラウンド再生環境を持たないスタジオでもイマーシブ制作が可能です。音源の移動には、DPの既存のミックスオートメーション機能をそのまま使用できます。

レンダラーを内蔵、ADMファイルの書き出しに対応

DP12にはDolby Atmosレンダラーが内蔵されており、外部ソフトウェアを介さずにリアルタイムでミックスとレンダリングを行えます。完成したミックスはDolby Atmos ADMファイルとして書き出し、空間オーディオ配信サービス、ミックスステージ、他のDolby Atmos対応スタジオへそのまま納品できます。外部でレンダリングを行う場合は、書き出したADMファイルをDolby社製のレンダラーアプリケーション(別売)に読み込むことも可能です。

AIステム分離:既存の音源から楽器別トラックを生成

DP12に新搭載された「ステム分離(ステムセパレーション)」は、ステレオミックスをAIで解析し、ドラム、ベース、ボーカル、ギター、さらにストリングスやブラスといった楽器ごとの個別トラックに分離する機能です。
分離したトラックは、リミックスやマッシュアップの素材として活用できるほか、特定のパートをミュートして残りのミックスに合わせて演奏するといった練習用途にも対応します。往年の名曲から最新の楽曲まで、既存の音源を制作素材として扱う新たな選択肢を提供します。

アレンジメントストリップ:楽曲構成をセクション単位で再構成

DP12の新機能「アレンジメントストリップ」は、イントロ、ヴァース、コーラス、ブリッジといった楽曲のセクションを、全トラック横断で一括して操作するためのツールです。
セクションごとに色分けされたバーをタイムライン上でドラッグするだけで、そのセクションに含まれるすべてのトラックデータが連動して移動します。Option(Alt)キーを押しながらドラッグすればセクションを複製でき、構成のバリエーションを短時間で比較検討できます。複製、移動、順序変更、切り取り、削除の各操作に対応しています。

サチュレート宮崎
コスパ最強機材探しに夢中なシンセ好きなギタリスト。わかりやすく伝えます。
記事内に掲載されている価格は 2026年9月25日 時点での価格となります
ニュースの新着記事