渋谷店、Vツイン多田です!
アウトボードはHA、ダイナミクス、EQなどなど買っては売っての繰り返し。。最終的に家にあるのは真空管機材だけになってしまい、冬は暖房要らずでぬくぬく過ごしています。(夏はプラグインか)
機材の自作も大好きなので、店頭でのご相談もお気軽に!

Solid State Logic Super 9000 Super Analogue Channel Strip
オススメポイント!
・解像度と抜け感に奥行きをプラスしたいあなたへ!
・往年のSSLサウンド、透明感のあるSuper Analogueと、アナログらしい倍音が魅力のVHDプリを1Uで両立したいあなたへ!
・豊富なルーティングと、100ch重なっても統率が取れるSSLサウンドでとにかく音を整理したい方へ!
Super 9000は冒頭でコメントした通り、オリジナル9000には存在しなかったいろんなSSL製品を身体にくっつけて登場したスーパーな9000になります。
兄弟機種の4000がRevivalの名を冠したものの、こちらはSuperなのです。
どのくらいSuperなのかを見てみましょう。
Super Analogueのクリーンもいいけど、Alpha世代を代表するVHDでちょっと太さを出したいなぁ
→VHD付けました!!!!
4000Eがご先祖様の9000J由来のPink EQもいいけど、4000GのBlackEQが選べたらなぁ
→切り替え式にしました!!!!

さらに大事なHPFとLPFとゲート/エキスパンダーセクションと、THAT2181を使用したワールドスタンダードVCAコンプなど、お仕事で9000を扱ってきた方に馴染み深いものはそのままの形で備わっています。

時代を跨ぎ、全部入りの公式MODと言える内容でパンプアップして令和に再登場した新しい9000なのです。
時代の進歩とともに、今や綺麗な音の収録を目的とした場合は原音忠実系のインターフェースでも賄える時代になりました。
では、この時代にアウトボードに求めるものは?というと、多くの方は楽曲の主役を着飾る真空管やトランスの倍音やサチュレーションなど、ある種の「訛り」や「クセ」を求める事が多いと思います。
Super9000は真空管を積んでいないし、トランスも電源のみですので、クリーン系だと言えます。しかし、数千万〜億単位の高級ミキシングコンソールを製造できるブランドのクリーンは、クリーン系と一言で片付けられるのでしょうか?
Super 9000の大きな魅力は、SSL / 9000シリーズ由来のSuperAnalogueサウンドをベースにしながら、VHD回路による倍音の色付けまで1台で扱えることです。
さっきから何度も出てきているSuperAnalogueとは、SSLが9000シリーズ以降で打ち出したクリーン志向のアナログ回路設計で、低ノイズ・低歪み・ワイドレンジで、音源の情報量をなるべくそのまま扱えるのが特徴です。いわゆるヴィンテージ系プリアンプのように最初から強く色付けするというより、まずは透明度の高い録り音を作れる方向性です。
そこに、これまたさっきから何度も出てきているVHDを加えることで、2次倍音寄りのウォームな質感から、3次倍音寄りのエッジ感までコントロール可能になっているのです。こいつはすげぇや!
さらにSuper 9000ではInput Flip機能により、ケーブルを差し替えずにライン入力をVHD/SuperAnalogueプリアンプ側へルーティングできるため、マイクレベルの録音時だけでなく、LINE INにもDAWからの戻りを接続しておいてやると、Input Flipボタン1初でDAW内のトラックやステムにSSLのアナログカラーを足すアウトボード的な使い方もしやすくなっています。
“クリーンなSSL”と“色付けできるSSL”を1Uにまとめて扱えるところが、Super 9000ならではの推しポイントです。
そして最後に、コメントするなら、ただ一つ。
Rock oNというプロオーディオショップの店頭スタッフとして、
また、SSLが大好きなVツイン多田の個人的な意見として、
ステレオで60万円かぁ、、、
他社のチャンネルストリップの値段を鑑みると比較的リーズナブルな事もわかります。
Super 9000は、プリアンプ、VHD、EQ、ダイナミクス、ルーティングまで非常に高い完成度でまとまったチャンネルストリップです。
その分、1台導入したら終わり!というより、使い込むほどにもう1台追加してステレオソースにも使いたくなってしまうところが、うれしい悩みかもしれません。