Pro Tools 2024.10がリリースされました!
このリリースにはSteinberg SpectraLayersとWaveLabのARA 2プラグインのサポート、Native InstrumentsのKontakt 8 Playerとコンテンツの追加、510kとBLEASSのMIDIエフェクト・プラグインなど、音楽とオーディオポストの両ユーザー向けに新機能が導入されました。
他にもMIDIプレイリストのワークフロー、バーチャル・インストゥルメントへのクリップのドラッグ&ドロップ、Dolby Atmosの拡張機能なども含まれます。
新機能の詳細な技術概要については、こちらからご覧ください。
最近のリリースなどの概要については、Pro Toolsの新機能ページ(英文)をご覧ください。
AvidはNative Instrumentsと提携し、最近リリースされたKontakt 8 Playerには、Pro Toolsユーザー用に厳選されたインストゥルメントのコレクションが含まれます。Kontakt 8は、Native Instrumentの業界をリードするバーチャル・インストゥルメント・プラットフォームのメジャー・アップデートであり、ウェーブテーブル・シンセシス、統合されたMIDIツール、ループやサンプルを再生および操作する新しい方法であるLeapなどの新機能が追加されています。
Pro ToolsでのKontakt 8 Player
Native Instruments Kontakt 8 PlayerとPro Tools Factory Essentialsインストゥルメント・ライブラリは、バージョン 2024.10 以降のソフトウェアを使用しているすべての Pro Tools ユーザー(Introを含む)にご利用いただけます。有効なサブスクリプションおよび永続版アップグレード・プランにご加入のPro Tools Artist、Studio、Ultimateのお客さまは、別途、NI Hybrid Keysインストゥルメントもご利用いただけます。Pro Tools StudioおよびUltimateのお客さまは、さらにNI Soul Sessionsもご利用いただけます。また、Pro Tools | Sonic Drop特典プログラムの一環として、Avidは新しいKontaktインストゥルメントをリリースします。
Celemony、iZotope、Sound Radix、Synchro Arts のさまざまなソリューションに対する既存の ARA 統合に加えて、2024.10 では、Steinberg の SpectraLayers と WaveLab プラグインの ARA 2 サポートを提供します。
ARA 2のサポートにより、オーディオをラウンドトリップすることなく、Pro Toolsでこれらのツールを大幅に迅速かつ簡単に活用できます。さらに、有効なサブスクリプションおよび永続版アップグレード・プランにご加入のPro Toolsのお客さま(Pro Tools 2024.10以降)には、別途、Steinberg SpectraLayers GoとWaveLab GoのARAプラグインも提供されます。
2024.10では、新しい音楽のアイデアを生成して実験するための 2つの強力な MIDIプラグインが提供されます。510kのSEQUND Liteは、ポリリズムを簡単に探索できる直感的なシーケンサーです。エキサイティングなベースラインを作成する場合でも、グルーヴに満ちたエキセントリックなメロディーを作成する場合でも、SEQUNDのインターフェースには、MIDIノートを介して即座に呼び出すことができるさまざまなパターンが含まれており、シームレスなトランジションと信じられないほどの素早さでパターンを変更できます。
2024.10 リリースでは、音楽制作と MIDIワークフローにおいて、いくつかの主要な新機能が導入されました。インストゥルメント・トラックとMIDIトラックのプレイリスト、インストゥルメント・トラックの入力モニタリング、トラックごとのMIDI遅延補正設定、MIDIエディタにフォーカスビューの導入、およびいくつかの改善点が追加されました。
MIDIプレイリスト
最も要望の多かったMIDIプレイリスト機能がついに搭載されました!インストゥルメント・トラックとMIDIトラックで利用でき、各テイクを新しいプレイリストに保存して、さまざまなアイデアを録音できます。オーディション・ボタンを使用しながら再生して、さまざまなテイクを比較、選択、編集し、それらを組み合わせてクリップを作成できます。
フォーカスビュー
フォーカスビューは、選択範囲全体に存在するノートのみを表示できる新しい表示方法です。これは、通常、ドラムをプログラミングするときに非常に便利ですが、特定の弦セクションのノートのみを表示する場合や、アーティキュレーションを処理するノートを表示する場合にも便利です。MIDIエディタにある新しいボタンをクリックするだけです。