API560は、60年代から70年代のAPIミキシングコンソールでの使用のために開発されていて、復刻後は他のどんなイコライザーも果たすことができないタスクを達成するユニットとして評価されています。その「唯一無二」なAPIサウンドは、イージーオペレーション、また高ヘッドルームで精度の高いフィルタリングを実現し、さらにサイズ的には非常にコンパクトにパッケージングされています。
ゼロクリックを持ったフェーダーによって、素早いリセットが可能。そのサウンド自体も他に類をみないほどです。ホームレコーディングからスタジオレコーディングまで、この「古くて新しい」イコライザーユニットはオリジナルの560の良さを忠実に再現しています。
特に±4dB付近での音響特性については、現代の技術を注入して大幅に改善しています。APIの特徴でもある全段ディスクリート構成の回路と専用のコンポーネント(伝統のオリジナルオペアンプAPI2520)を採用したこのユニットは、まさに過去の実績と現在の技術が融合した製品になっているのです。
バンド数 | 10 |
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フィルタータイプ | プロポーショナルQ、1オクターブ分割方式、連続可変型 |
フィルター中心周波数 | 31,63,125,250,500,1kHz,2kHz,4kHz,8kHz,16kHz |
フィルタースロープ | 12dB/oct(最大ブースト/カット時) |
出力インピーダンス | 20kオーム(バランス) |
出力インピーダンス | 85オーム以下 |
動作レベル | -15 ~ +15dBu |
クリッピングレベル | +28dBu |
周波数特性 | +0,-.25,30Hz ~ 20kHz |
ノイズ | -95dBu EQオフ時、-90dBu EQオン時、unweighted 20Hz ~ 20kHz |
ディストーション | 最大0.05%@+20dBu出力 |
コネクター | 15ポジション .156sp エッジコネクター |
サイズ | W38 X H133 X D152 mm |
重量 | 680g |
消費電力 | ±12/18V/DC,@60ma. |
スタッフコメント