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SFPの空きポートにも、終端とシールドを

SFPmuteは、スイッチングハブなどの未使用SFP/SFP+ポートに挿入する、パッシブ型SFPターミネーターです。

ネットワークオーディオにおいて、ネットワークの空きポート対策は見過ごせないテーマとなりつつあります。TOP WINGではこれまで、未使用LANポートに挿入するLANターミネーター・LANmuteによって、空きポートからの外来ノイズ流入や不要な高周波的振る舞いに対策してきました。SFPmuteは、この考え方をSFP/SFP+ポートへ展開した製品です。

スタッフコメント

主な特徴

  • 未使用SFP/SFP+ポートに挿入するパッシブ型ターミネーター
  • 高速差動ラインに対する終端構造
  • コモンモード成分に配慮したダンピング構成
  • SFPケージ全体を活用するフルメタルシールド構造

SFPケージは、単なる差し込み口ではない

SFP/SFP+ポートで見落とされがちなのが、SFPケージそのものの役割です。

SFPケージは、SFPモジュールを固定するための金具であると同時に、モジュール全体を覆うシールド構造体でもあります。SFPモジュールを挿入すると、モジュールの金属シェルとホスト側のSFPケージが接触し、前面パネルや筐体GND/シールドGNDと組み合わさることで、高速信号部を覆うシールド構造が形成されます。

この考え方は、RJ45のSTPポートにおける金属シェルと似ています。ただしSFP/SFP+ポートの場合、ケージはより大きな面積と奥行きを持ち、光モジュールやDAC(Direct Attach Cable)ケーブル全体を包み込む構造です。さらに、SFP/SFP+ポートは高速差動信号を扱うため、ケージ周辺のシールド状態は見過ごせない要素となります。

未使用SFPポートでは、モジュールが挿入されていないため、SFPケージの前面は開口したままとなります。これは単に“何も挿さっていない”というだけではなく、本来モジュールの金属シェルによって閉じられるはずのシールド構造が、未完成のまま残っている状態とも言えます。

SFPmuteは、この未使用SFP/SFP+ポートに挿入することで、SFPケージの開口部をフルメタル構造で塞ぎます。空きSFPポートを、電気的にも機械的にもより整った状態へ近づけることを目指しました。

未使用SFPポートで考えられる影響

SFP/SFP+ポートとLANポートの違いは構造的なものだけではなく、電気的な働きも異なります。機器側の制御によって、未使用時にポートが停止する場合もあれば、一部の回路が動作状態に近いまま残る場合もあります。そのため、すべての機器で同じ現象が起きるわけではありません。

このため、SFPmuteでは、未使用SFPポートの影響を一つの現象に限定せず、以下のように段階的に捉えています。

  1. ホスト側TXが動作している場合:機器によっては、未使用SFPポートであってもホスト側信号回路が完全には停止せず、送信ラインにアイドルパターンやクロックに関連する高周波成分が残る場合があります。

    この場合、モジュール側の受信終端が存在しないため、高速差動ラインの先端は開放に近い状態となります。開放端では反射が生じやすく、差動信号の一部がコモンモード成分へ変換されたり、SFPケージや周辺構造を通じて不要な高周波ノイズとして振る舞ったりする可能性があります。

    SFPmuteは、送信/受信の高速差動ラインに対して終端を与えることで、このような開放端の反射や不要な高周波的振る舞いを抑えることを目指しています。
  2. ホスト側TXが停止している場合:機器によっては、モジュール不在時にホスト側送信ラインが停止する場合があります。この場合、信号そのものによる影響は小さくなります。

    しかし、それでも未使用SFPポートが完全な“無”になるわけではありません。SFPコネクタ部、内部配線、ケージ構造は、GHz帯の高周波領域ではアンテナのように振る舞うことがあります。

    隣接するSFP/SFP+ポートが動作している場合や、筐体内部にスイッチング電源、クロック、CPU、PHYなどの高周波ノイズ源が存在する場合、未使用SFPポートが外来ノイズやクロストークの受け口となる可能性があります。

    SFPmuteは、終端構造とコモンモードダンピングにより、こうした開放状態の不安定さを抑えることを意図しています。
  3. ポートが完全に非アクティブな場合:仮に未使用SFPポートが完全に非アクティブであったとしても、SFPケージの開口部は筐体シールドの連続性という点では弱点になり得ます。 SFPmuteでは、従来の樹脂キャップではなく、フルメタルシールド構造を採用しています。SFPmuteの金属シェルとSFPケージを適切に接触させることで、未使用SFPポートの開口部を物理的に塞ぎ、シールド構造として機能させることを目指しました。

コモンモード成分への配慮

高速差動信号は、理想的には差動成分として伝送されます。しかし実際の機器内部では、コネクタ、基板、ケージ、筐体、隣接ポートとの関係によって、差動成分の一部がコモンモード成分へ変換されることがあります。

SFPmuteでは、コモンモード方向の不要な振る舞いにも配慮し、ダンピング構成を採用しています。これにより、未使用SFPポート周辺の高周波的な不安定要素を抑えることを狙っています。

フルメタルシールド構造

SFPmuteで特に重視したのが、シールド構造です。 SFPケージはもともと金属で構成されていますが、未使用時には前面が開口した状態になります。SFPmuteでは金属キャップを採用し、SFPケージと組み合わせることで、空きSFPポートを小さなシールド構造として完結させることを目指しました。

パッシブ型ターミネーターにおいては、終端回路部そのものが外来ノイズの影響を受けないようにすることも重要です。SFPmuteのフルメタルシールド構造は、終端回路部を保護すると同時に、SFPポート開口部のシールド性を高める役割を担います。

ネットワークオーディオでは、スイッチングハブ、メディアコンバーター、光アイソレーター、クロック対応スイッチなど、SFP/SFP+ポートを備えた機器が用いられる機会が増えています。一方で、すべてのSFPポートが常に使用されるとは限りません。

SFPmuteは、こうした未使用SFP/SFP+ポートに挿入することで、開放された高速インターフェースを終端し、シールドし、より安定した状態へ整えます。

ネットワークオーディオは、これまでのオーディオと異なり、複数の機器がネットワークを介して相互に影響し合うシステムです。SFPmuteは、見落とされがちな未使用SFP/SFP+ポートに対して、終端とシールドというシンプルなアプローチで対策を行い、より整ったネットワーク環境づくりを後押しします。

製品仕様

端子SFPプラグ
入り数1個入り
保証12ヶ月

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