ホームユースな 1W 出力の真空管ヘッドアンプが、CAB + MIC シミュレーターや IR ローダー機能を搭載することにより、画期的なダイレクトレコーディングソリューションに進化しました。
スピーカーキャビネット、外部パワーアンプ、オーディオインターフェース、FOH(PA)等への直接接続することで、正真正銘の真空管アンプのサウンドとフィーリングをいつでもどこでも引き出すことができます。
真空管プリアンプ、CAB + MIC シミュレーター、IR ローダー、1W パワーアンプ、真空管バッファード DI ボックスとして、それぞれ個別または複数同時に使用可能。必要な時に必要な機能だけを、他の機器と組み合わせて使用することもできます。
「CLEAN」、「DELIVERANCE」、「PITBULL」からキャラクターとゲインステージ数(3 or 4)を選択し、2 段階の GAIN コントロールを組み合わせることで、優しく透き通ったクリーントーンから、過激なハイゲイントーンまで生み出すことができます。
また、MASTER セクションの DYNAMICS コントロールで「サグ」を調整することにより、アンプのコンプレッション感を変化させることができます。
CAB + MIC シミュレーションや IR ローダーと組み合わせることで、普段のモニター環境で使用することもできますが、スピーカーキャビネットに接続することで、1W 出力の「普通の真空管ヘッドアンプ」として使用することもできます。
高い評価を得てきた Valvulator GP/DI からさらに進化したアナログ CAB + MIC シミュレーションは、インターフェース、ミキサーに直接、極めてリアルでレスポンスの良いマイキングされたキャビネットトーンを提供します。
マイクの特性は LO MID、HI MID、EMPHASIS(高音域)でバリアブルに調整が可能なほか、スピーカーに対するマイクセッティングを調整する AIR/BITE スイッチもフレキシブルなサウンドメイキングに一役買います。
IR(インパルスレスポンス)により、CAB + MIC シミュレーターだけでは辿り着くことのできなかった “リアルな空間のサウンド” を再現することが可能になります。
4 Bank × 4 Preset 合計 16 個の IR データを本体に保存可能で、あらかじめファクトリーインストールされている IR データには、Steven Fryette 氏が今までに開発、そして個人所有しているキャビネットの数々が詰め込まれています。
PC と USB 通信を行うことで、お手持ちの IR データを GPDI/IR 本体に保存することも可能です。
フロントパネルの INPUT に入力された信号は、内部の真空管を経由してリアパネルの DIRECT OUT から出力されます。これにより、真空管バッファードの DI ボックスとして使用することができます。
また、DIRECT OUT からクリアなドライ信号をオーディオインターフェース等の機器で取り込み、リアパネルの REAMP IN にドライトラックの信号を入力することで、「リアンプ」を簡単に行うことができます。
※ リアンプ機能使用時は、IR CLIP LED が点灯しないようにセッティングをおこなってください。
※ GPDI/IR を単体のロードボックスとして使用することはできません。
パワーアンプ出力 | 1W |
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スピーカーアウトプットインピーダンス | 2Ω / 4Ω / 8Ω / 16Ω(自動マッチング) |
電源 | AC 100V~240V(50Hz/60Hz) |
消費電力 | 最大 36W |
真空管 | V1 – 12AX7 V2 – 12AX7 V3 – 12AX7 V4 – 12DW7 |
寸法 | 21.8cm(幅) × 15.7cm(奥行) × 9.1cm(高さ) |
重量 | 2kg |
スタッフコメント