Finally v3は、真空管(12AU7)を内蔵したDIです。
入力されたアンバランス信号が高電圧の真空管~ハイエンドのDIトランスを通り、バランス信号としてXLR端子から出力されます。XLR出力には独立した音量コントロールとグラウンドリフトがあり、接続機器に応じて調整が可能です。
v3からは1/4″端子に高ボルテージのバッファーが搭載され、XLRから独立した構造になっています。
真空管には12AU7を使用することで、12AX7のように過度の歪みをプラスするころなく、スムーズなチューブ・サウンドをプラスします。
DIトランスには、カスタム・メイドされた Unagi Magnetics E4305 D.I.トランスを使用。
チューブアンプと組み合わせて使用する事を想定されてデザインされており、フルレンジで驚異的な10Hzまで再現する幅広い周波数特性がプレイの繊細なニュアンスまで捉えます。9V~12V(500mA)電源に対応しており、12Vで使用する事でより広いダイナミックレンジは得られます。
v3からHPF(ハイパス・フィルター)のカットオフ周波数が設定できるようになりました。
HPFをオンにすると30Hz以下は-12dB/octave減衰され、さらに30Hz~120Hzの範囲で-12dB/octaveの減衰を行います。
このモデルは、Bass Player Magazineのコラムニストとしても有名な、ベース用の学術研究プラットフォーム「With Bass In Mind」のPhilip Mann氏とのコラボレーションで生まれました。世界的ベース講師ベスト5に選出され、Van Morrisonなど多くのグラミー受賞者と共演したMann氏が手掛けるサウンドを体験してみてください。
チューブのサチュレーションをコントロール。
1/4″フォン出力端子の音量を調整。(PRE OUTモード時のみ適用)
HPF側にすると、ハイパス・フィルターがオンになります。
ハイパス・フィルターの周波数を設定します。
HPFをオンにすると30Hz以下は-12dB/octave減衰され、さらに30Hz~120Hzの範囲で-12dB/octaveの減衰を行います。
1/4″フォン出力端子から出力するサウンドを選択。DRY PASSはバイパス、PRE OUTはLEVEL等を通ったウェット信号を出力します。
XLR出力端子の音量を調整。
スイッチが下向きでグラウンド接続、上向きでアイソレートされます。
電源 | 9V~12V (500mA) ※500mA未満で使用しないでください。 |
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寸法 | 122 mm x 67 mm x 39.6 mm |
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