Make Noise modDemix (モッドデミックス) は2つのモジュレーターを利用して、オーディオ信号やコントロール信号にリングモジュレーションなどの多彩な効果を加える事ができるプロセッサーモジュールです。
キャリア/コントロール入力が 0V 付近の場合はバランスド・モジュレーター回路がオフになるので、典型的な VCA として使用できます。STRENGTH ノブは2つの機能を備えており、キャリア/コントロール入力に何も接続していない場合、オーディオ信号のレベルコントロールに使用します。キャリア/コントロール入力にモジュレーションソースが入力されている場合、アッテネーターとして機能します。
各チャンネルの合計を出力するサミング出力も用意されているので、CV で制御可能なミキサーとしても使用できます。AUX 入力へ他の modDemix や Optomix を接続する事で、より大規模なシグナル・プロセッサーやミキサーとして使用する事もできます。
Make Noise はノースカロライナ州のアッシュビルにあるユーロラック・モジュラーシンセメーカーで、トニー・ローランドによって設立されました。トニーは幼少の頃よりエレクトリック・ギターやエフェクターに親しみ、独自のサウンドを追求するようになります。エンジニアリングを学び数々の自作の電子楽器を作り上げた彼は Make Noise を設立。Serge や Buchla といたアメリカ西海岸スタイルのシンセサイザーに影響を受けつつも、既存の枠に捕われないユニークなアイデアと、独特のセンスを持ったデザインのユーロラック・モジュールを数多く開発し人気を集めます。その人気は瞬く間に世界中へ広がり、小さな企業は今やユーロラック業界に大きな影響力を持つメーカーへと成長しました。
幅 | 6HP |
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奥行き | 32mm |
消費電流 | +12V : 30mA -12V : 30mA |
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