Symphony I/O Mk IIは、Apogeeの最新フラッグシップAD/DAコンバータを搭載した、マルチ・チャンネル・オーディオインターフェースです。最大で32入出力を可能にする豊富なI/Oモジュールと直感的なタッチスクリーン・ディスプレイを採用し、さらにワールドクラスのマイクプリ・オプションを追加することも可能です。
オーディオ・レコーディング、ミキシング、マスタリングにおいて、プロフェッショナルが要求するサウンド・クオリティをSymphony I/O Mk IIは、現代のスタジオにおいて、あらゆる音楽制作の究極的かつ最重要のデバイスとなることでしょう。さらに、Symphony I/O Mk IIは4つの全く異なるプラットフォーム – Thunderbolt、Pro Tools® HD、Waves SoundGrid®ネットワーク、Dante – へのダイレクト接続を可能にします。
・最高品質のAD/DAコンバータを搭載するオーディオ・インターフェース
・最大32チャンネルのモジュラー式I/Oおよび8チャンネル・マイクプリアンプ・オプション
・カテゴリ中で、1チャンネルにつき最も高いバリューを提供
・Thunderbolt、Pro Tools® HD(Mac/PC)、Waves SoundGrid®、Dante™ネットワークの接続方式を選択可能
・超低レイテンシー・パフォーマンスを実現 (Logic Pro Xにて1.35 ms)
・Atmos などイマーシブ・オーディオ・コンフィギュレーションを容易に切り替え可能な先進的にモニター・ワークフロー機能
・直観的にすべてのパラメーターにアクセス可能なSymphony Control Software
・直感的なタッチスクリーン・ディスプレイとフロントパネルによるオペレーション
・カリフォルニア州にて設計、メイドインU.S.A.
Apogeeのエンジニアは、フラッグシップ・モデルのあらゆる側面を改良するため日々情熱を注いでおり、最新のコンポーネントを用いて設計・最適化された回路群は、しばしば個別の部品製造者の予想を上回るパフォーマンスを生み出します。これこそがApogeeのアドバンテージといえます。Symphony I/O Mk IIは、過去30年にわたり引き上げられたハードルを乗り越えてきたApogee製品群の頂点であり、そのサウンドは研ぎ澄まされ、より高い明瞭度と透明度を備えます。事実、新しいモジュールを備えたSymphony I/O Mk IIは、Thunderbolt™、Pro Tools® HD、Dante™、Waves SoundGrid®システムをベースとする、他のマルチ・チャンネル・オーディオインターフェースを凌ぐパフォーマンスを発揮します。プロオーディオ業界の新たなフラッグシップ・オーディオインターフェースとして、グラミー受賞アーティストから、プロデューサー、ソングライター、エンジニアまで、Symphony I/O Mk IIはあらゆるユーザーのためのベストな選択と言えるでしょう。
Symphony I/O Mk IIは、あらゆるユーザのためのソリューションとなります。ホーム・スタジオ、プロジェクト・スタジオ、商業レコーディングから、スコア収録まで。2x6SE、16×16、8×8+マイクプリ 、ベースとなるI/Oコンフィギュレーションから選択し、スタジオ規模に合わせて後から簡単に拡張することもできます。2つのモジュールスロットには、最大32のアナログ入出力+αに対応するAD/DAコンバータを搭載可能。同一カテゴリのインターフェースと比較しても、Symphony I/O Mk IIは1チャンネルあたり最高のバリューを提供します。
Thunderbolt端子を搭載するMac、Logic Pro XほかCore Audioに準拠するDAWと接続。ユニット/システムごと最大32チャンネルの同時入出力と、最短1.35msの低レイテンシー(Logic Pro X、96kHz/32 buffer)を実現
Pro Tools HD
Digilink端子にてPro Tools HD Accel、HD NativeまたはHDXシステムと接続。Symphony I/O Mk IIとHD Digilinkを一対一で接続し、最大96×96の同時入出力が可能(1ユニットあたり32×32、3ポート使用した場合)
SoundGrid Network
スタジオ、ライブ、ポストプロダクション向けのオーディオ・ネットワークシステム Waves SoundGrid Systemと接続。DiGiGridまたはWavesのDSPサーバーを追加すれば、SoundGrid対応プラグインのリアルタイム処理が可能
Dante + PTHD
究極のApogee品質をDante™の接続性で。Apogee Symphony MKIIのサウンド・クオリティが、放送からライブ、ポスト・プロダクションまであらゆるスケールの現場で利用されている、Audinateの最もパワフルなネットワーク・ソリューションでも利用可能
Symphony I/O Mk IIで必須となる入力および出力の設定は、フロントパネルのタッチスクリーンで行うことができます。入力の選択、モニターレベルの調整、マイクプリのゲイン、他のアナログ機器に合わせてSymphony I/O Mk IIをキャリブレートする、といった操作まで可能です。高精細TFTディスプレイは、レコーディングおよびモニタリングにとって最重要となる視覚的なフィードバックを提供します。コンピューターの画面を見ることなく、64チャンネル(32IN – 32OUT)のメーター、シグナルレベル、位相、ミュート、ファンタム、Soft Limit設定をSymphony I/O Mk IIだけで確認することができます。
Symphony ControlはApogee Maestroに替わる、Symphony I/O Mk IIのために全く新しく作られたコントロール・ソフトウェアです。Symphony ControlはMaestroの全機能に加え、非常にカスタマイズ性に優れたインターフェイスを採用、トークバック機能やEssentialsコントロールウィンドウ、FXセンド・ミキサーなど革新的な機能が搭載されています。 Symphony ControlはApogee Maestroに替わる、Symphony I/O Mk IIのために全く新しく作られたコントロール・ソフトウェアです。Symphony ControlはMaestroの全機能に加え、非常にカスタマイズ性に優れたインターフェイスを採用、トークバック機能やEssentialsコントロールウィンドウ、FXセンド・ミキサーなど革新的な機能が搭載されています。
Apogee Controlハードウェアからリモートでのコントロールが可能になりました。Symphony I/Oと同様の大きなノブと3つのフォーカスボタンによる入出力レベルの調整、ユーザーからの設定が可能な8つのダイレクトアクセス・ボタンにより、ユニットから離れた場所でも、様々な機能へ素早くアクセスすることができます。Apogee ControlはMacとUSBケーブルで接続します。
Symphony IO Mk IIのサウンド、そして魂ともいえるのが、IOモジュールです。30年以上にわたるApogeeの研究開発、設計、経験のすべてがこれらのボードに注がれています。これらのパワフルなモジュールは、Apogeeの持つ技術ノウハウの集積、並外れた音質を持つデジタル・オーディオ・レコーディングそのもの。また、Apogeeのフラッグシップ・クオリティを長きにわたりご利用いただけるよう、Symphony IOのモジュールはフューチャー・プルーフ(将来的な互換性)を重視した設計になっています。以前のSymphony IOシリーズをご所有なら、後方互換性を持つSymphony I/O Mk IIのシャーシに第1世代の8×8, 16×16モジュールを活用することも可能。末永くシステムを維持、拡張、アップグレード可能です。
Symphony I/O 最新:第3世代のマスタリング・クラスの音質
2×6 SEモジュールは、Symphonyシリーズ中最も優れたコンバーターを搭載しています。ライン入力で124dB(A)ものダイナミックレンジと -116dBのTHD+N、ライン出力で131dB (A)ダイナミックレンジとTHD+N -118dBという、圧倒的な低歪みを実現しています。最新の注意を払い最適化されたコンバータが、マスタリングをはじめシビアな調を要求されるエンジニアに、自信に満ちた決断を下すための、究極とも言える透明度を提供します。
インプット
・アナログ入力:2 x バランス XLR
・AES入力: ステレオ入力 1x XLR
・*Optical入力: ADAT、SMUX、S/PDIFに対応
・ADAT: 1x Toslinkケーブル 44.1-48 kHz x 8ch
・SMUX: 1x Toslinkケーブル 88.2-96 kHz x 8ch
・S/PDIF: 1x Toslinkケーブル 44.1-96 kHz x 2ch
・S/PDIFコアキシャル入力: RCA同軸 44.1-192 kHz x 2ch
*Dig IO ハードウェア・スイッチでAES/OPTICALを切替え
アウトプット
最大同時出力数: 8/総出力数16
・アナログ出力: 1x 25-pin D-Subコネクターバランス出力 x 6ch
・AES出力: ステレオ出力 1x XLR
・*Optical出力: ADAT、SMUX、S/PDIFに対応
・ADAT: 1x Toslinkケーブル 44.1-48 kHz x 8ch
・SMUX: 1x Toslinkケーブル 88.2-96 kHz x 8ch
・S/PDIF: 1x Toslinkケーブル 44.1-96 kHz x 2ch
・S/PDIFコアキシャル出力: RCA同軸 44.1-192 kHz x 2ch
マイクプリを搭載し、多彩な用途に応えるモジュールカード
堅牢で高性能なAD/DAコンバーターとApogeeのAdvanced Step Gain Architecture™マイクプリアンプを搭載し、ApogeeフラッグシップI/OであるSymphony品質のサウンドをかつてない価格で提供します。最先端のコンポーネントとシンプルで最適化されたアナログ回路設計により、より多くのAD/DAコンバーターとマイク・プリアンプを1つのモジュール・ボードへの搭載が可能に。
インプット
・アナログ入力: 8系統(バランス入力)(DSUB 25ピンコネクタ×1)
・最大72dBのゲインを持つ8つのマイクプリアンプ
・Advanced Stepped Gain Architecture™を採用
・*AES-EBU IN: 8入力(DSUB 25ピンコネクタ×1)(192kシングルワイド対応)
・*オプティカルIN ADAT、SMUX、S/PDIFに対応
・ADAT: 44.1-48kHz×8チャンネル
・SMUX: 8チャンネル 88.2-96kHz
・S/PDIF: 2チャンネル、最大96kHz
・同軸IN: S/PDIF:2チャンネル、最大192 kHz
アウトプット
・アナログOUT:8系統(バランス)(DSUB 25ピンコネクタ×1)
・*AES-EBU OUT:1 DSUB 25ピンコネクター×8系統(192kシングルワイド対応)
・*オプティカル出力:ADAT、SMUX、S/PDIFに対応
・*AES-EBU IN: 8入力(DSUB 25ピンコネクタ×1)(192kシングルワイド対応)
・ADAT:44.1-48kHz×8チャンネル
・SMUX: 8チャンネル 88.2-96kHz
・S/PDIF:2チャンネル、96kHzまで対応
・Coax OUT: 2チャンネルのS/PDIF、最大192 kHz
*ハードウェアスイッチでAESまたはOpticalデジタル入力フォーマットを選択可能
イマーシブ・オーディオ制作の最適解。Symphony 最高音質を多チャンネル入出力で
Symphonyシリーズの最高音質のAD/DA変換を16x16提供。Dolby Atmosやその他のイマーシブ・オーディオ・アプリケーションで究極のサウンド・パフォーマンスが得られます。ダイナミック・レンジ124dB (A)、THD+N -115dBのA/D入力と、ダイナミック・レンジ128dB (A)、THD+N -119dBという驚異的な低さのD/A出力を提供します。
インプット
・アナログ入力: 2x 25-pin D-Subコネクターバランス入力 x 16ch
・S/PDIFコアキシャル入力: RCA同軸 44.1-192 kHz x 2ch
アウトプット
・アナログ出力: 1x 25-pin D-Subコネクターバランス出力 x 6ch
・S/PDIFコアキシャル出力: RCA同軸 44.1-192 kHz x 2ch
動作環境 | ・Symphony I/O Mk II Thunderbolt Thunderboltコネクタ搭載のMacPC Apple Silicon (M1) およびIntel搭載 macOS X 10.15.7以降 RAM 4GB以上必須 (8GB以上推奨) ・Symphony I/O Mk II PTHD Pro Tools 9以上が動作するMac/PC その他の動作環境はProTools HDに準拠 ・Symphony I/O Mk II Dante+PTHD Dante: Dante Controllerの対応環境に準拠 PTHD: 上記 Mk II PTHDと同等 ・Symphony I/O Mk II SoundGrid SoundGrid Applicationの対応環境に準拠 |
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電源 | 90-240VAC, 50-60Hz, 150W |
同梱物 | Symphony I/O Mk IIインターフェース本体 電源ケーブル クイックスタートガイド冊子 保証規定書 |
本体サイズ | 45 (48.26 with Rack Ears) x 29.2 x 8.9cm |
A/Dコンバージョン | ・THD+N:-115dB @ 22dBu (0.00020%) unweighted ・ダイナミックレンジ:122dB A weighted ・最大入力レベル +4dB:+24dBu -10dB:+6dBV ・周波数特性@44.1kHz:1-20,000 Hz (+/- 0.05dB) ・入力インピーダンス:10K |
D/Aコンバージョン | ・THD+N:-119dB @ 21dBu (0.00014%) unweighted ・ダイナミックレンジ:126dB A weighted ・最大出力レベル:– ∞ 〜 +24dBu ・周波数特性@44.1 kHz:dc to 20kHz (+/- 0.05dB) ・出力インピーダンス:25 Ohm ・Apogee独自開発のPerfect Symmetry Circuitry (PSC)により全出力バランス出力を保持 |
ヘッドフォン・アウトプット | ・1 ステレオ 1/4″ ヘッドフォン出力(フロントパネル) ・THD+N -110dB @19dBu into 600 Ohm (=80mW) -101dB @14dBu into 32 Ohm (=470mW) ・ダイナミックレンジ:121db A weighted ・出力:Apogee独自開発のConstant Current Driveにより、あらゆるヘッドフォンで滑らかな周波数特性を保持 |
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