Hades Reissue(ハデス・リイシュー)は、シンプルな操作でディープなベース・サウンドを作り出すことができる、セミモジュラー・アナログ・モノフォニック・シンセサイザーです。2016年版の Hades の回路設計を引き継ぎ、アナログ・シンセサイザーの暖かく深みのあるサウンドを、新たにデザインされたコンパクトな筐体に収めました。
お手持ちの MIDI キーボードを接続すればすぐに演奏を始めることができ、最小限のコントロールで求めるサウンドを素早く手に入れることができます。また11箇所のパッチポイントを備えており、Hades 内でのパッチングはもちろん、他のユーロラック・モジュラー・シンセサイザーとの接続も可能です。
手頃な価格ながらも本格的なサウンドを手に入れることができ、あなたの音楽に豊かな低音をもたらすでしょう。
Hades は、最小限のコントロールで強力なベース・サウンドを作成することができます。
オシレーター・セクションには、1基のオシレーターと2基のサブ・オシレーターを搭載。メインのオシレーターはノコギリ波とパルス波が選択することができ、パルス幅の調整も可能です。2基のサブ・オシレーターはそれぞれ1オクターブ下、2オクターブ下の音程を加えることができ、ローエンドを強化します。
フィルターには、3ポール18dB/Oct のレゾナント OTA ローパスフィルターを採用。フィルターの後段には OTA ドライブ回路が搭載されており、歪みを加えてアグレッシブなサウンドを作成できます。
AD/RS (ディケイ、リリースタイム共通) エンベロープと AR アンプ・エンベロープが用意されており、フィルターのカットオフと音量を個別にコントロール可能です。また、パッチングにより使用可能な LFO も搭載しており、単調なサウンドに動きを加えることができます。
Hades には、マスター出力と MIDI 入力を含む11箇所のパッチポイントが用意されています。これにより、エンベロープや LFO、MIDI キーボードのモジュレーション・ホイールで、ピッチやフィルターのカットオフをコントロールすることができます。
また、Hades をケースから取り外してユーロラック・フォーマットのモジュラー・システムに組み込むこともでき、パッチポイントを最大限に活用することが可能です。
主な仕様 | ・ファットなサウンドを提供するアナログ・オシレーター ・ローエンドを強化するサブ・オシレーターを2基搭載 ・3ポール18dB/Oct のレゾナント OTA ローパスフィルターを採用 ・アグレッシブなサウンドのための OTA ドライブ回路 ・CV 出力:AD/RS エンベロープ、LFO、Mod Wheel、1V/Oct ・CV 入力:PW、カットオフ、VCA、CV、Gate |
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接続 | ・USB 給電 (1.5W) ・20,000 mA のポータブル・バッテリーで約50時間駆動可能 ・DIN MIDI - Mini TRS アダプタを使用して MIDI キーボードを接続 ・モノラル TS ジャック出力 |
外形寸法 | 幅 : 21.5cm 奥行き : 13cm 高さ : 6.5cm |
重量 | 0.9Kg |
付属品 | 日本語マニュアル、DIN MIDI - Mini TRS アダプタ (Type-A)、リボン・ケーブ |
スタッフコメント