9904-UDX-4Kは、最先端のスケーラー / フレームシンク技術を搭載したアップ / ダウン / クロスコンバータ、フレームシンクロナイザです。HD ⇔ 4K間のコンバートだけでなく、SDR ⇔ HDRの双方向コンバートにも対応しており、リアルタイムで信号を変換することができます。このHDR信号には、Technicolor®社の独自技術である「TechnicolorHDR Intelligent Tone Management(ITM)」や、「SL-HDR」が採用されており、SDR およびHDR 映像を数多く取り扱う放送事業者をサポートします。また、12G/6G/3G/HD/SD-SDIやHDMI(出力のみ)に対応しており、多様な入力/ 出力フォーマット(端子)を備えています。
また、16入力x16出力のDanteオーディオオプションも付属しています。12G-SDIにDanteオーディオをエンベデッド / デエンベデッドすることが可能です。
9904-UDX-4Kは、2018年シーズンの米MLBや2019年の全仏オープン(Roland Garros)の4Kライブ配信に使用されており、NAB2018での「BEST of SHOW」に選出されるなど、数々の賞を受賞しています。
・HD / 3G、12G-SDI(ST2082)、およびSQD / 2SIクアッド3G-SDIなどのフォーマット間のフルアップ / ダウンコンバート
・入力と出力の両方で12Gおよびクアッド3G-SDIが利用可能
・SQDと2SIの2種類のクアッドUHDフォーマットのサポート
・12G-SDIと3Gフレームシンクとユーザーディレイ
・SNMPとCobalt Reflex(JSON)プロトコルのサポート
・映像品質の最適化を提供するノイズ・リダクションとディテール・エンハンサー機能を装備
・ユーザーディレイオフセットとAES I/Oを持った完全なエンベデッド・オーディオプロセシング
・WonderLookPro(TVlogic社)やLiveGradePro(Pomfort社)などのカラーマネージメントソフトウェアともインターフェースが取ることができ、よりダイナミックなカラーグレーディングにも対応
・SFPモジュールを装着することによって、SMPTE2110/2022-6によるIPの信号とSDIの信号を混在させたルーティングが可能です。
I/O | ■12G/6G/3G/HD/SD-SDI インプット / アウトプット 75 Ω SDI インプット / アウトプット サポートしているSDI フォーマット:SMPTE ST2082-1、10、424M、292M、SMPTE 259M-C ※12G対応。クアッド3GはSQDと2SI対応。 リターンロス:1.485GHzまで15db、3GHzまで10db、6GHzまで7db、12GHzまで5db 出力信号レベル:800mV ±10% DC オフセット:0 V ±50mV ■HDMIアウトプット HDMI2.0 アウトプット(タイプAの標準コネクタ) ■リアモジュール仕様 SDIインプットx6、SDIアウトプットx8、AES I/Ox4(選択可能)、GPIO/COMM HDMIアウトプットx1、100/1000 Base Ethernet ポートx1 ※同軸コネクタはすべてHD-BNC ケーブル専用。 |
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フレームシンクオーディオ / ビデオ遅延 | 最大オフセット:20フレーム 最小レイテンシ:1フレーム |
ビデオからのユーザーオーディオ遅延オフセット | バルク遅延コントロール:-33ミリ秒~ +3000ミリ秒 チャネル単位の遅延コントロール:-800ミリ秒~ +800ミリ秒 |
フレームリファレンス入力 | フレームバスから2入力 SMPTE 170M / 318M "Black Burst"、SMPTE 274M / 296M "Tri-Level" |
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