Model 281t Quad Function Generator は複雑な CV 信号を生成することができるクアッド・ファンクション・ジェネレーターです。モジュールは4チャンネルのファンクション・ジェネレーターで構成されています。それぞれ独立して使用することも、チャンネルAとB、チャンネルCとBのペアをミックスして複雑な波形を生成する「QUADRATURE モード」で使用することもできます。
各チャンネルの動作モードは3種類用意されており、それぞれ異なる動作モードを設定できます。
trig ゲート信号を入力するか、trig ボタンを押してマニュアル・トリガーで動作します。ゲートが ON になると attack ノブで設定した時間で CV が最大値まで上昇し、その後 decay ノブで設定した時間で0へと下降します。「AR エンベロープ」とも呼ばれる動作モードです。
trig ゲート信号を入力するか、trig ボタンを押してマニュアル・トリガーで動作します。ゲートが ON になると attack ノブで設定した時間で CV が最大値まで上昇し、ゲートが ON の間 CV は最大値を保持します。ゲートが OFF になると decay ノブで設定した時間で0へと下降します。「ASR エンベロープ」とも呼ばれる動作モードです。
ゲートに関係なく attack フェーズと decay フェーズが繰り返されるモードです。attack ノブと decay ノブで設定した時間で、繰り返す速度が変化します。専用の cycle ジャックにゲートを入力して Cyclic モードの ON/OFF を切り替えることもできます。
attack と decay はそれぞれ外部 CV でもコントロールすることができます。各チャンネルで生成した CV は、右側の青いジャックから出力されます。同時に decay フェーズが0になるタイミングで赤いジャックからパルスが出力されます。どちらの出力もジャックの右側に用意された LED で視覚的に確認できます。
パネル右側の QUADRATURE セクションを使用すると複雑な波形を生成することができます。チャンネルAとB、チャンネルCとB、それぞれのペアの位相を90度ずらし、 OR 関数で処理した結果を出力します。この機能はスイッチで ON/OFF の切り替えが可能で、それぞれのペアごとにミックスするレベルはノブでコントロールすることができます。
アメリカ西海岸の伝説的シンセサイザー・メーカー「Buchla(ブックラ)」と Tiptop Audio のコラボレーションにより生まれた「Eurorack 200」シリーズ。およそ半世紀前に開発され、とても希少なモジュラー・シンセサイザーである「200 シリーズ」をユーロラック・フォーマットで再生産しました。西海岸スタイルのシンセシスの真髄である Buchla モジュールを、現代の多くのモジュラー・プレイヤーへ。Eurorack 200 シリーズはあなたのモジュラー・システムに西海岸の風を吹かせます。
製品名 | Model 281t Quad Function Generator |
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製品種別 | ユーロラック・モジュラーシンセサイザー |
幅 | 28HP |
奥行き | 32mm |
消費電流 | +12V : 160mA -12V : 55mA |
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