・ゲーム用のカラフルで大きな押しボタンスイッチを用意してMIDI音源を鳴らす、音色を切り替える。
・小規模の施設や劇場でMIDI (DMX)対応の照明を簡易コントロールする。
・センサーやスイッチなどを使用したサウンド・インスタレーションを制作する。
信頼性の高い堅牢な筐体を持ち、GPIとMIDIという汎用性の高い規格を使用するため、さまざまな施設や設備等に組み込んで使用することも可能です。
GPI 1-8 INとGPI 9-16 INのソケットにそれぞれ8個のボタン(スイッチ)を接続します。デフォルト設定では、MIDIチャンネル1でこれらのボタンにMIDIノート番号36〜43と44〜51が割り当てられており、任意のボタンを押すとGPIM-16から該当する番号のMIDIノート情報が送信され外部のMIDI音源を演奏することができます。MIDI情報はノート / コントローラー / プログラム・チェンジから選択できます。
2台のGPIM-16をデイジーチェイン接続してGPI 入力ポートにスイッチを最大32個 接続可能。同様に3台48個、4台/64個とかんたんに追加でき、接続台数に制限はないため大規模なシステムにも対応します。
・8つのGPI 入力ポートを持つ各ブロックには、それぞれ1番目に基準となるMIDIノート番号を割り当てることができます。2~8番目には連続するノート番号が自動的に割り当てられます。(初期設定では、第1ブロックが36~43、第2ブロックが44~51に設定されています)。
・各ブロックごとに、入力の状態がオープンになった際にMIDIノートオフを送信するかどうかを設定できます(デフォルト:ON)。
・MIDIノートオフ・メッセージは、プログラム・チェンジの設定には適用されません。
・MIDI送信チャンネルが設定できます(範囲:ch1~16、デフォルトはch1)。
GPI入力ポートに接続するスイッチで発生するチャタリング除去のため、デバウンス値を設定できます(範囲:1~100mS、デフォルト:10mS)。
・入力は内部でプルアップされており、入力ポートとグランドが接続されると適切なMIDIノートオン・メッセージが送信されます。グランドへの接続を解放すると、設定が無効の場合を除きノートオフ・メッセージが送信されます。
・9ピンD-Subコネクタの入力ピンは、1~8番ピンが入力ポート1~8(または9~16)、9番ピンが共通のグランドという配置になっています。
・GPIM-16には2つのMIDI アウト端子があり、どちらも同じMIDI情報を送信します。MIDIイン端子で受信したMIDI情報は、GPI入力ポートのスイッチの状態により生成されたMIDI情報とマージされてMIDIアウト端子に送られます。
・複数台のGPIM-16をデイジーチェイン接続することにより、1台につき16の入力ポートを増設することができます。接続台数に制限はないため大規模なシステムを構築する事ができます。
・本機には、ユニバーサル・スイッチング電源が付属しています。※注:日本国内での流通の都合、ロックつきのDCジャックは部品として付属します。お客様の任意で使用してください。
・パラメータのエディットは、LEDディスプレイとプッシュボタンを組み合わせて行います。
・誤って設定を変更してしまわないように、エディット・モードのみ凹型のプッシュボタンにてエディットを行います。
・GPIM-16にはMIDIアナライザーモードも用意されています。このモードではマスターキーボードやシーケンサーから出力されているMIDI情報の内容を確認することができるため、GPIM-16は非常に便利なMIDIの診断ツールとしても機能します。
・MIDIノート番号、ベロシティ、コントロール・チェンジ、プログラム・チェンジ、MIDIチャンネルとその値など様々な情報を表示できます。
ディスプレイ | 3×7セグメント・ディスプレイ |
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電源 | DC9V(最大200mA)、2.1mmロック式コネクター |
寸法 | 約 190 × 110 × 38 mm |
重量 | 800g(電源含む) |
MIDI | IN、OUT 1、OUT 2(OUT 1とOUT 2は同じデータを出力) |
入力端子 | GPI 16系統(9ピンD-Subソケットに各8系統、9ピンは共通のグランド) |
電源アダプター | ユニバーサル・スイッチング電源アダプター |
付属品 | 日本語取扱説明書、電源アダプター |
スタッフコメント