SMX-30Ⅱは、スイッチひとつでステレオとモノラルを切り替えられるマイクです。撮影シーンに応じた最適な収音をこの1台のマイクで実現します。
ステレオモードを選べば、120°の角度で離した2つのカーディオイドのマイクユニットが作動し、自然や街中での環境音やコンサートなどの撮影で臨場感のある音を収録できます。
モノラルモードでは、SGM-250同様のスーパーカーディオイドのマイクユニットが作動し、狙った音を確実に収音できます。
被写体となる人物や楽器が画面の端にある場合、マイク本体を左右に約30度動かすことができる首振り機構により、マイクを被写体の中心に向けてより芯のある音を確実に収音することができます。
エアコンや風、交通音などのノイズを軽減するため、120Hz以下の低い周波数のレベルを減衰させます。
カメラに接続することにより自動的にカメラ電源のオンオフを感知し、マイクも連動して電池駆動のオンオフを切り替えることで電源の切り忘れによるバッテリーの消耗を防ぎます。
ゲインは+20dB/0dB/-10dBの3段階切替式。室内でのインタビューなど静かな環境ではカメラ側のゲインを下げたうえで、+20dBを選択することによりカメラのプリアンプによるノイズを最小限に抑えることができます。コンサートやスポーツイベントなど賑やかな環境での収音の際には-10dBを選択することで 歪みを抑えることができます。
独自構造のショックマウントにより撮影時に発生する振動やノイズを確実に低減。カメラ取付用シューマウントの底部にある1/4インチの雌ネジより三脚やブームポールに取り付けることができます。ケーブルをショックマウント部にあるケーブル止めにしっかりと固定することで接触時に発生するノイズを軽減することができます。
着脱式のカールコード式ケーブルを新たに採用。リグなどを使用しマイクとカメラ側のマイク端子が離れている場合に対応しました。
型式 | エレクトレットコンデンサー |
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周波数特性 | 40-20,000Hz |
指向特性 | モノラル : 超指向性 ステレオ : 単一指向性 |
感度 | -36dB at 1kHz(0dB=1V/Pa) |
インピーダンス | 50Ω (at 1kHz) |
ダイナミックレンジ | 118dB |
最大入力音圧レベル | 130dB SPL.(1kHz at 1% T.H.D) |
S/N比 | 82dB (1kHz at 1Pa) |
ローカットスイッチ | 3dB/oct at 120Hz |
ゲインコントロール | -10dB, 0dB, +20dB |
電源スイッチ | オフ, バッテリーモード, AUTOモード |
最大出力 | +6.2dBu |
電源 | 単3形乾電池Ч2(アルカリ電池推奨) |
寸法 | 47(W)Ч111(H)Ч145(D)mm |
質量 | 150g (着脱式ケーブル含む) |
コネクター | Φ3.5mm ステレオミニジャック |
付属品 | 風防、ポーチ、Φ3.5mm ステレオミニケーブル |
スタッフコメント