硬・軟の鋼を巧みに組み合わせた地鉄を鍛え、切れ味と強度、粘り強さを備えた日本独自の武器である「日本刀」のように、美しく鍛え上げられた電源装置を目指し開発しました。リジェネレータとトランスで構成される電源を硬軟の鋼に例え、この二つが鍛え磨き合わせられたハイブリッド型電源装置です。
KOJO TECHNOLOGYオリジナルの電力変換技術(PWMインバータ)とノウハウをふんだんに駆使し、リジェネレータ方式特有のスピード感や透明感、トランスの特長とも言える朗々かつ腰の効いた音楽表現は、その互いの特性が相まって至極最強のものとなっています。
一台でシステムを全てまかなえるような大出力(2,500VA)と、A&V 機器用として最適な品質の出力を両立します。
リジェネレータ出力(1系統)+トランス出力(2系統)=ハイブリッド型電源
・出力1:リジェネレータ出力(KOJOオリジナルPWMインバータ) 500VA
・出力2:アイソレーショントランス出力 1,000VA
・出力3:アイソレーショントランス出力 1,000VA
・総出力:2,500VA
出力1:3P×4口 出力2:3P×4口 出力3:3P×4口
アイソレーショントランス出力2ならびに3は、並列接続への切り替えにより、2,000VAの単出力化が可能。
アイソレーショントランス出力2ならびに3は、AC97 / 100 / 115Vの電圧切り替えが可能。
KATANA25の電源起動により、各系統出力を順次起動します。
(出力1→出力2→出力3)
また電源OFFの際は、各出力系統を順次ダウンさせます。
(出力3→出力2→出力1)
パワコン(ノイトリック製)KOJO TECHNOLOGYオリジナル電源ケーブル付属
商用電源への直流成分混入によるトランスの唸りを抑制、防止する弊社Force barH1P(Hum Eraser)機能を搭載。同機能のON/OFFも可能です。
また、直流成分の混入が確認された場合、フロントパネルの「DC SEN.1、2」インジケータが点灯。直流成分のレベルに応じて明るさも変化します。
入力電源の電圧変更
単相200V仕様
リジェネレータ出力の出力電圧変更
出力1リジェネレータ部出力電圧を変更可。
※101V~120Vまで1V刻みで指定電圧に設定し出荷
リジェネレータ出力の出力周波数変更
50Hz仕様
CDP やプリアンプなどの小信号系と、パワーアンプなどのパワー系に分離。 小信号系をリジェネレート出力部(出力1)に接続、システム上流の浄化を図ります。パワーアンプなどの下流には大容量アイソレーショントランス部(出力2・3)で 余裕のドライブをさせてみましょう。
CDP やDA コンバータなどのデジタル機器をリジェネレート出力部(出力1)から供給。
プリアンプ、パワーアンプなどのアナログ機器を大容量アイソレーショントランス部 (出力2・3)に接続して分離。
ノイズの回り込みをシャットアウトしましょう。
国内メーカと海外メーカ機材の同時使用において入力対応電圧が違う場合は、ハイブリッド電源の各出力電圧を任意に変更し対応しましょう。
※出力1のリジェネレート出力部は工場出荷時の設定となります。
※出力2 および3 のトランス出力部は、背面パネルのタップ切替で出力電圧の設定が可能です。
2 系統に分離されている大容量アイソレーショントランス部(出力2・3)。
これは配線を組み替えることで、2000VA 単出力に早変わりします。
大容量電力を一系統から取り出したい場合に有効です。
製品仕様につきましてはこちらからご確認くださいませ。 | |
交流出力 | ![]() |
保護機能 | ![]() |
その他 | ![]() |
※1 オプション : 200V入力 ※2 オプション : 出力① ~120V ※3 出力②/③ タップ切替により電圧変更 ※4 オプション : 50Hz ※5 定格入出力において ※6 異常 : 出力過負荷、出力過大/過小電圧、温度上昇 ※7 定格入力100Vにおいて入力電流が15Aを超える場合、付属ケーブルの使用不可 | |
※当製品は定格容量2500VAであることから、PSE(電気用品安全法)「その他の家庭用変圧器」において非対象となりPSEマークの表示はありません。 PSE対象品:電気用品名「その他の家庭用変圧器」(定格容量が500VA以下のもの) |
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