同一のモニターのモデルであっても、わずかな製品誤差があるため、モニターが適切なカラーか判断するのは難しい。Teranex Mini SDI to DisplayPort 8K HDRは、サードパーティ製のUSBプローブを使用してモニターを自動的に調整できるため、この問題を解決できる。SpectraCal C6、X-Rite i1 Display Pro、Klein K10-Aのプローブがサポートされており、コンバーターの前面に接続可能。コンバーターが全ての処理を行い、キャリブレーション中にテスト信号を自動的にモニターで生成する。
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すべてのクアッドリンク12G-SDI入力に対し、他の機器にループできる出力が搭載されている。また、放送・映画業界で使用されている、あらゆるHD、Ultra HD、8Kフォーマットにも対応している。720pでは50p、59.94p、60p、1080iでは50i、59.94i、60i、1080p、1080PsF、2160pでは23.98から60fpsまでをサポートしている。さらに、2Kおよび4K DCIでは23.98から60p、4320p 8Kフォーマットは、23.98、24、25、29.97、50、59.94をサポート。2SIからスクエアディビジョンに変換する機能を内蔵しているため、8Kソースはモニターに合わせて自動的に変換される。Teranex Mini SDI to DisplayPort 8K HDRは、Level AおよびBの3G-SDI、さらにYUV、RGBにも対応している。
フロントパネルのLCDには、映像だけでなくオーディオレベルのメーターも表示されるため、正確なモニタリングが可能。全機能のメニューが搭載されており、メニューページをスクロールして必要な設定を簡単に見つけられる。ボタン1あるいは2を押すだけで、3D LUTを有効にできる。キャリブレーションもメニューから実行でき、ディスプレイに操作の指示が表示される。オーディオメーターは、VUとPPMで切り替え可能。スコープの種類の選択、位置や不透明度の調整用の設定にも対応している。さらに、ネットワーク設定の確認および編集も可能。
ラックマウントで使用したい場合は、Teranex Mini Rack Shelfを追加できる。ラックシェルフのメタルトレイはコンバーターを固定し、棚にネジ留めできる。デスクトップで使用したい場合、Teranex Mini SDI to DisplayPort 8K HDRは、ゴム製の滑り止めを底部に取り付けられる。
「新しいPro Display XDRを使用するユーザーのために、新製品、Teranex Mini SDI to DisplayPort 8K HDRを発表できることを嬉しく思います。」Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティは語る。「同製品は、内蔵スコープ、33ポイント3D LUTサポート、プローブベースの自動キャリブレーション、ネイティブ8Kなど、カラー調整が極めて重要となる高度なHDRモニタリング用の機能を搭載しており、最新のワークフローを実現できます!」
• SDIおよびDisplayPort経由でHDRのサポート
• 2つの内蔵スコープ。モニターにライブでオーバーレイ表示
• 映画業界レベルの高品質33ポイント3D LUT
• カラープローブを使用した自動モニターキャリブレーション
• 8K対応の最新のクアッドリンク12G-SDI入力
• 入力ビデオをネイティブモニター解像度にスケーリング
• モニタリングおよびメニュー設定用のLCDを内蔵
• MacおよびWindows対応のユーティリティソフトウェアを同梱
• 最新の8K DisplayPortモニター/ディスプレイをサポート
• デスクトップまたはラックマウントで使用可能
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