DXS18はシリーズ最高の136dB SPL、32Hzまでの低周波数再生を実現するモデルです。歪みに強いバンドパスタイプのエンクロージャーと4インチの優れた耐入力のボイスコイルマグネットで、18インチのウーファーを駆動。Class-Dアンプが1,020Wのパワーで、輪郭のある低音を生み出します。
DXSシリーズに搭載された高効率Class-Dアンプは1,020W(ダイナミックパワー)を出力し、クラス最高の最大136dB SPLの大音圧を実現。 特にバージョンアップしたDXS15mkIIならびにDXS12mkIIは、従来のモデルから3dB以上のレベルアップを果たしました。
カスタム設計の耐入力に優れた4インチボイスコイル※が、輪郭のある重低音を大音圧でも歪みなく再生します。
※ DXS15mkII, DXS12mkII:2.5インチボイスコイル
バンドパス方式の耐久性にも優れたプライウッド製エンクロージャーを採用。従来のバスレフ方式よりも大幅に歪みや不要な振動を抑え、かつ極めて高い出力を可能にします。
外装には、堅牢で対傷性に優れる特殊加工塗装のポリウレアコーティングを採用。移動や設置、撤去など使用時の衝撃からエンクロージャーをしっかりと守ります。
その比類なきパワーをコンパクトで可搬性に優れたキャビネットに凝縮。特にDXS15mkIIとDXS12mkIIはそれぞれ従来のモデルから2kgと3kg軽量化され、より運搬とセットアップの利便性が向上しました。
さらなる可搬性の向上のため、DXSシリーズは全モデルにオプションキャスターが装着可能です。ラジアルボールベアリングを内蔵し、パフォーマンス中にもビリつくことはありません。
運搬時や保管時の傷やほこり、また屋外使用時の急な天候の変化による不慮の事故からスピーカーを保護します。
* 本製品は防滴性能を保証するものではありません。
更なる利便性向上のため、DXSシリーズは市販品の35mm径またはM20ネジのスピーカーポールの両方に対応したポールソケットを装備しています。
低周波数には指向性が無いため、客席側だけでなくステージ側にも同等の音圧が出力されます。DXSシリーズは2台以上で、カーディオイド(単一指向性)モード機能が使用可能です。カーディオドモードは効果的な低域コントロールにより、ステージ側の音圧を下げることでモニター環境を向上させ、一方で客席側では音圧を効率的に増大させることができます。
「D-XSUB」は、用途によって最適な効果を得られるDSPプリセットです。NORMALモードの提供する推奨の低域バランスに対し、BOOSTモードはよりタイトで輪郭のある低域を提供。クラブやライブハウスにおいてより迫力のあるサウンドを実現します。XTENDED LFモードは再生周波数をさらに低いローエンドまで伸ばし、クラシックやオーケストラの様なアコースティックなジャンルで量感のある低域を再現します。
クロスオーバースイッチで、他のヤマハのフルレンジスピーカーに合わせて最適なクロスオーバー値を設定することができます。さらにLPF/HPFの連動/ 非連動が選択でき、様々なアプリケーションに柔軟に対応できます。
形式 | バンドパス型サブウーファー |
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再生周波数帯域(-10dB) | 32Hz – 120Hz |
コンポーネント LF | 18インチコーン, 4インチボイスコイル |
サンプリング周波数 Internal | 48kHz |
AD/DAコンバーター | 24ビット, 48kHzサンプリング |
最大出力音圧(実測値, 1m) | 136dB SPL |
定格出力 | ダイナミック:1020W 連続:800W |
入出力コネクター | アナログ入出力:アナログ入力 : XLR3-31x2, ラインレベル(最大 +24dBu), 入力インピーダンス20kΩ, アナログ出力: XLR3-32 x2, CH1: (THRUまたはポストHPF信号) AC:IEC AC インレット x1(V-Lock) |
アンプ駆動方式 | Class-D |
冷却方式 | 自然空冷 |
電源電圧 | 100V – 240V, 50Hz/60Hz |
消費電力 | 35W(アイドリング時), 100W(1/8) |
ハンドル | 側面 x2 |
ポールマウントソケット | Φ35mm(深さ80㎜), M20(深さ25㎜) |
寸法 | 幅:563mm 高さ:683mm 奥行き:721mm |
質量 | 49.7kg |
その他 | プライウッド, ポリウレア塗装 |
スタッフコメント