SCM100A SL proは3ウエイのモニタースピーカーシステムです。25mm径ソフトドームトゥイーターはシルバーボイスコイルとダブルマグネットシステムにより、超高域までのフラットな周波数特性と3.8kHzという低いカットオフ周波数での低歪率とリニアリティを得ています。
ミッドレンジドライバーは大口径ソフトドーム振動系によるナチュラルな音感、スムースな波形伝送に適したエクスポネンシャル型の硬質素材ホーン/ウェーブガイドにより、インパルスレスポンスを改善し380Hzから3.5kHzの広帯域をもつことで広い指向特性を実現しました。
ウーファーにはレスポンスに優れた30cm口径の渦電流の発生を抑えたスーパーリニアマグネットシステムにより、従来にない低歪率、より大きな振幅とリニアリティに優れたレスポンスを実現しました。
※本製品は受注生産品となります。納期が1〜2ヵ月程度かかることをあらかじめご了承ください。
※製品の写真にあるスタンドは付属しません。
<ATC社の歴史>
音響エンジニアでもあり、プロミュージシャンでもあったビリーウッドマンが、さらなる音楽の忠実な再現性を求めて3年の歳月をかけて最初に開発したのはATCの大型モデルに特徴的なミッドレンジユニットでした。また、同様に開発に力を注いだ高密度MDFキャビネットとの厳正なマッチングテストにより、シ ステムを精度、及び透明度の非常に高いものに仕上げました。
最初の製品は1979年に発表され、以来、英国を中心に顧客の要求に細かに対応したカスタムメイドスピーカーで実績と信頼を得ました。その中にはアビーロードスタジオやBBCといった著明なスタジオや放送局も含まれています。現在ではマルチチャンネル再生、SACD等の高品位再生のモニタリングシステムとしても幅広い分野のエンジニア/ミュージシャンから高い評価を得ています。
メーカーのポリシーとして少数精鋭を創業以来貫いており、ユニット単体のデザイニングから製造、スピーカーのシステムアップに至るまでの工程を完全にコン トロールすることが可能となり、また同時に様々な状況にもフレキシブルに対応できる体制を整えています。ATCはスピーカーユニットの製造からスピーカー システムのシステムアップまでを一貫して行える世界に数少ないメーカーなのです。
方式 | 3ウエイ3アンプドライブ/バスレフ型 |
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使用ユニット(HF/MD/LF) | 1"ポリエステルソフトドーム、3"ソフトドーム、12"パルプコーン型 |
周波数特性(+/-2dB / -6dB) | 65Hz - 12kHz / 32Hz - 20kHz |
指向性(水平、垂直) | +/-80° /+/-10° |
最大音圧 | 115dB |
クロスオーバー周波数 | 350Hz/3.5kHz |
入力インピーダンス | バランス、10K ohm |
入力感度 | 1v +/-6dBトリム調整付き |
入力コネクター | Female XLR(pin1=Screen,pin2=hot,pin3=cold) |
内蔵アンプ出力(bass/mid/high) | 200W/100W/50W |
オーバーロードプロテクション | 電子式音量調整式、高域用温度検知式 |
フロントパネルインジケーター | パワーオン、過大入力(Bass,Mid) |
LFブースト機能 | 最大+6dB (40Hz) |
塗装 | ブラック塗装 |
キャビネット | 高密度MDFキャビネット |
寸法(W×H×D) | 398×832×581mm |
電源 | 100V AC 680W |
重量 | 65Kg |
スタッフコメント