UNMIX::DRUMSは、ミックスされた音楽からドラムを抽出し、リアルタイムで減衰またはブーストすることができるオーディオ・プラグインです。高度なソース信号分離技術(デミキシング、アンミキシング、音源抽出、音源分離など)を採用しており、最大+18dBのブーストからほぼ完全な除去*まで、幅広く質の高いドラムレベル・コントロールを可能にします。フルミックスやドラムバスで使用する場合でも新しい独自の方法でドラムのインパクトを強化します。
直感的なマルチレベルGUI、主要パラメータの周波数コントロール、独自のサブベース生成機能、高精度アナライザーディスプレイ、M/S操作、および出力リミッターを備えたUNMIX::DRUMSは、マスタリングや音楽制作、サンプリング/マッシュアップ、リミックス、DJなど、あらゆる場面で新しく斬新な選択肢を提供します。
*実際に除去可能な量は、入力信号の特性に依存します。
UNMIX::DRUMSはドラムの音量を自由に調整できるポストフェーダー・プラグインです。ミックス済みの入力信号を受け取り、リアルタイムでドラムを抽出し、そのレベルを変更できます。「DRUM LEVEL」と「THRESHOLD」のパラメータを調整するだけで、ドラムの音量を聞こえない程度まで減衰させたり、しっかりと前面に配置したりすることが可能です。
UNMIX::DRUMSはフルミックスだけでなく、ドラムバスにも適用できます。「CURVES」ビュー上のブレークポイント・エディターを使用して周波数ごとにドラムの音量を調整すれば、ドラムのインパクトやパンチ力を強化することが可能です。また、この機能はコンプレッサーやトランジェントプロセッサーを使用しないうえ、フルミックスに対しても使用できます。これを「インパクトEQ」と呼んでおり、ドラムのインパクトを重視する愛好家たちの間で非常に人気です。
「SMOOTHY」と「PUNCHY」の2つのブーストモードを搭載しています。「SMOOTH」モードは、自然なサウンドを目指して設計されており、中程度のブーストやドラム抽出の前処理に適しています。また、「PUNCHY」モードは、非常に鋭くタイトなサウンドを生み出し、ドラムが強調されます。両者ともにドラムのリバーブをブーストすることが可能であり、SMOOTHは初期反射に、PUNCHYは長めの残響に焦点を当てています。
UNMIX::DRUMSには独自のサブベース生成機能が搭載されており、音楽やドラムにパンチのきいたクリーンな低周波音を簡単に追加できます。「BASS SYNTH」レベルを上げれば、位相キャンセルしない正確で安定したサブベースを生成します。周波数範囲を微かに拡張したい場合やクラブを破壊するほどの低音を生成したい場合に活躍するでしょう。
UNMIX::DRUMSは直感的な3ウェイのGUIデザインを備えています。作業画面を混乱させることなく、このレイアウトは必要なパラメータのみを表示し、必要な場合にのみ表示されます。基本的に主要なパラメータのみを表示し、他のパラメータは必要な場合に表示することができるため、作業画面を混乱させることはありません。他にもレベル補正機能やM/S処理、ハードニーリミッター、「キルスイッチ」スタイルのドラムレベルマクロボタン、および多数のプリセットを備えており、簡単かつ瞬時にあらゆる音を試すことが可能です。
動作環境 | 動作環境につきましては、こちらよりご確認ください。 |
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